中西別小学校 [北海道別海町]

　本校では、長期休業中ではなく、学期の最後に課題として残った教科の問題や、北海道教育委員会が提供している「チャレンジテスト」で正答率の低かった問題を放課後学習で解き直しています。
　今学期も昨日から放課後学習が始まりました。３年生以上の学年では、自分たちの課題を克服するために様々な問題に取り組んでいます。

　５，６年生は、チャレンジテストを活用し、自分の苦手だった問題に取り組んでいます。本日は社会科と理科の問題を取り上げ、資料やキーワードを使って事象の原因を考え、聞かれている質問に答える設問に取り組んでいました。

　４年生は、チャレンジテストを活用し、算数科の問題に取り組んでいました。グループ形式で問題を解いた後、互いに確かめる時間を確保しています。

　３年生は、計算スキルの定着を確かめるために「１０マス計算」に取り組んでいました。決められた時間内にどれだけの計算ができるか、スピードと正答率を確かめていました。

語りかけるように読む

　本校では、読書教育の充実を図る取組の１つとして、教職員や保護者による読み聞かせを行っています。本日は、第５，６学年の学級担任が２冊の絵本を読みました。幼稚園の年長児さんも来校し、集まった子ども達は集中して先生の読むお話を最後まで聞いていました。

紹介した２つの絵本

真剣に聞く子どもたち

ふれあいタイムの始まり！

　読み聞かせが終わったら、今度は小学生と幼稚園児が一緒になって２階ホールでふれあいました。日常的に異学年で交流している本校の児童ですが、幼稚園児とのふれあいは、特別な時間です。自分の弟や妹と同じくらい大切に思い、優しく関わっていました。この活動も豊かな心をはぐくむ大切な教育活動の１つです。

一緒に遊ぶ時間

ふれあうと、嬉しくなる

憧れの大きなお兄さん

草取りがはじまります！

　春に種芋を植え、その後、時間を見付けては除草をしてきた子どもたち。今年は、悪天候が続き、ジャガイモの生育も良くないですが、雑草も伸びていません。
　しかし、本日、夏休み前の一斉除草作業を行いました。縦割り班ごとに芋を植えた列を担当し、６年生が中心となって声掛けしながら全校児童で取り組ました。
　除草が終わった後、福祉牛乳を取りに来ていた地域の栽培名人が声を掛けてくれました。「頑張って草を抜いたね。来年は草を生やさない工夫を子どもたちと考えたらいいよ。方法はいくらでもあるからね。」とアドバイスしていただきました。また、コスモスの種まきと除草でお世話になった広栄老人会の方も顔を出してくれて、「秋になってコスモスの畑の後始末する時、ハウスの周りも片付けてやるから。」と心強いお言葉をいただきました。
　子どもたちに関わっていただいた方々が学校とつながり始め、地域と学校のコミュニティが生まれ始めています。皆さんのお力をお借りして、学校教育は充実していきます。皆様に感謝します。

よく見て、抜こう！

みんなで抜こう！

丁寧に抜こう！

力を合わせて抜こう！

責任をもって、抜く！

雑草で一杯になった右手

抜いた草を運ぶ

たくさんとれたね！

お話をしっかり聞きます

　広栄老友会の方々にコスモスの種の撒き方を教えていただき、１ヶ月以上の月日が経ちました。コスモスは、順調に発芽し、すくすくと育っています。
　本日、炎天下ではありましたが、子どもたちはコスモスが草に負けないよう、広栄老友会の方々にコスモスと雑草の見分け方を教えていただきながら除草作業に取り組みました。
「スギナとコスモスは似てるけど、よく見て抜くんだよ。」の声掛けに「は〜い。」と大きな声で返事をして、担当の列の草を抜き始めました。
　秋になる頃、学校横の畑がコスモスで満開になることが今から楽しみです。

聞き逃さないよう、最後まで聞きます

「よく見て抜くんだよ！」

「これ、コスモスかな？」

「それは、草だよ！」

責任をもって担当列を抜く

みんなで力を合わせて抜く

「しま鬼」のはじまり〜

　本校では、縦割り班による異学年交流はもとより、日頃から校区の幼稚園との交流を積極的に行っています。本日も年長児を３人（１名欠席）招き、休み時間に低学年１３名と一緒に「島おに」で遊びました。鬼ごっこのルールを２年生が説明し、聞いていた子どもから質問を受け、回答する。このように自分の考えをもって、伝え合う場面が授業だけでなく、学校生活の至る所で見られるようになりました。

「ルールを説明します」

「おひっこし！」

「捕まらなかったね〜」

「逃げるよ−」

「ドキドキする！」

「まて〜」

「何をしているところでしょう？」

　休み時間の「しま鬼」でアイスブレイキングをした後は、１年生から国語の授業で調べて、まとめた「生き物の特徴」をクイズにして幼稚園児に出題しました。１年生は、ワークシートを使って調べた生き物を紹介し、最後に答えを伝える際は、調べ学習に使った本を見せて説明していました。

夢中になって聞いています

「ここに書いてあります」

「これからクイズを出します」

「よく見てくださいね」

「牛の問題です」

「これは、何でしょう？」

「答えをいいます」

みんなで聞きました

ペープサートを説明します

　続いて、２年生も国語の授業で勉強したことを発表しました。内容は、「きつねのおきゃくさま」というお話をペープサートで表現しました。子どもたちは、教科書のお話にない台詞を考え、場面の様子が見ている人により伝わるように工夫しました。ナレーター役とペープサートを操る役に分かれて発表し、幼稚園児を引き込んでいました。

ナレータ−役です

私もナレーター役です

動きと台詞で伝える

指先に神経を集中させて

引き込まれる観客

最後は、触らせてあげました