2018年11月02日(金)
【中西別小学校】日本教育公務員弘済会 教育研究論文助成事業 学校研究の部「特選」 [校長室から]
公益財団法人 日本教育公務員弘済会 北海道支部が募集していました平成30年度教育研究論文助成事業に応募した結果、学校研究の部で特選を受賞しました。
また、本研究論文は、日教弘教育賞の募集における学校部門の道代表となりました。
本校で日頃から取り組んでいる教育活動が認められた証です。学校経営に参画し、学校運営を推進している教職員はもとより、本校の教育活動に対してご理解ご協力をいただいている保護者や地域の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
10時03分投稿 (中西別小学校)
2018年10月26日(金)
【中西別小学校】主体的に関わり学び合う子どもの育成を目指して [校長室から]
本校では「主体的にかかわり学び合う子どもの育成」を目指し、日々の授業改善に努めています。特に、学び合うために必要な伝え合う活動の充実を図ることに重点を置いています。しかし、ただ子どもに発表させたり、交流させたりするだけでは伝え合う活動にはなりません。
伝え合うためのポイントは、「伝え合う必然性がある課題設定になっているか」です。算数の授業でよく見られる場面ですが、同じ問題を解いて、答えを導いた後、交流させるという取組があります。これは単なる答え合わせでしかありません。「考え方が違う、解き方が違う」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、結果が同じなら興味が湧かないし、答え合わせなら正誤を気にして自信を失う子も出てきます。
そこで本校では、まず、友達と違う自分だけの考えをもたせて、その考えを伝えるという展開を授業において大切にしています。自分だけの考えをもって伝えている様子を紹介します。
1年生が国語の時間に作った動物クイズを4年生に出題しています。これも伝え合う場面です。問題を出して答えるだけでなく、その会話の中に感想や経験などが入ってきて、会話が広がります。
続いて、2年生と3年生の道徳の様子を紹介します。
2年生は、役割演技法を用いて「金の斧」の一場面を先生と一緒に演技し、斧を無くした青年役を子どもに演じさせています。児童は、先生の問い掛けに斧を無くした青年になって考えを伝えます。
3年生は、教材文の中で年上の人に注意をした子どもの気持ちを考え、自分の考えを紙に書いて黒板に貼っています。自分の考えを表現し、友達の考えと比べたり、つなげたりする活動の中で共感する心が育ています。
08時59分投稿 (中西別小学校)
2018年10月24日(水)
【中西別小学校】効果的な保健指導のしかけ [校長室から]
新学習指導要領の考え方の1つに「教科等横断的な視点に立った資質・能力の育成」が挙げられています。学校では、教科等の指導事項の関連を考えたり、つなげたりしながら子どもの思考を広げたり深めたりする手立てを試行錯誤します。
そこで、本日、紹介する取組は「保健室からの仕掛け」です。健康管理や体力の保持増進を目的に情報提供することが保健室の掲示物ですが、本校の保健に関する掲示はひと味違います。体力に関する本校児童の課題の1つに柔軟性があります。体育の授業でも工夫して指導しますが、保健室からのメッセージに取り入れています。
この掲示物は、本校で取り組んでいる「中西別小サーキット」とも関係のあるものです。保健指導と体力向上が連動しています。
また、先日行った歯科指導の様子と合わせて関連する図書資料を2階ホールに設置しました。歯のしくみや磨き方に興味をもった児童が「もっと知りたい」「他の生き物の歯はどうなっているんだろう」と気になって、このコーナーに足を運びます。これも学校図書館活用促進事業の成果です。
11時43分投稿 (中西別小学校)
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