中西別小学校 [北海道別海町]

全体懇談で説明する担当者

　本日、天候に恵まれ、最後の参観日を行うことができました。年度末のお忙しい時期に関わらず、多くの保護者の方々にご来校いただき、授業を参観していただきました。本当にありがとうございました。また、授業参観後は、全体懇談にもご足労いただき、１年間の教育活動の振り返りや、次年度の学習用具の説明を聞いていただきました。

学び合う、３年生

　それでは、授業の様子を紹介します。本日の公開授業は、第１学年から第４学年までが算数で、第５，６学年が外国語の学年別授業でした。どの授業でも自分の考えを説明したり、友達の意見を聞いたりする対話的な学習を意識しています。勉強は「習ったことがわかればよい。」というだけではなく、これからの社会においては「協働的な試行錯誤」が求められることから「どのような方法でわかったか、友達と一緒にどんなことを考えたか」が大切になります。

計算の仕方を確認する

　第１学年では、「２８−３の計算の仕方」を考える授業でした。子ども達は、数字の位を分けて計算する方法を考え、暗算で答えを導いていました。

考えを交流する

再度、確かめる

図形と向き合う

　第２学年では、「箱の作り方」を考える授業でした。子ども達は、切った面をテープでつなぎ、切り方は違っても組み立て方に共通点があることに気付いていました。

考えを紹介する

違うつなぎ方を考える

どの仲間に入るかな

　第３学年は、「先生が分けた三角形の仲間分けの秘密を見破る授業でした。子ども達が円の中に描いた三角形を先生が分け、その理由を考えていました。

オリジナルの三角形を描く

形を工夫する

よく考えたねー

　第４学年は、「見取り図を描く時のポイント」を考える授業でした。子ども達は、実際に作図しながら頂点をつないだり、隠れている面を考えたりしながら正確な見取り図を描いていました。

うまくいかないな〜

辺の長さを揃えて

説明を聞く

　第５学年は、外国語の授業で「道案内」をテーマに学習していました。ある物を教室の中に隠して、その場所を英語で案内する活動でした。

案内する

隠された物を見付ける

将来の夢を語る

　第６学年も外国語の授業で「自分の夢」をテーマに学習していました。子ども達は、将来に就きたい職業や中学校で頑張りたいことを英語で紹介していました。

友達の前で話す

堂々と話す

一本つなぎで追い込むぞ-

　本校では、月１回の縦割り活動デーを設けています。昼休みを利用して６年生が中心となり、全校遊びを行っています。本日は、今年度最後の活動で「一本手つなぎ鬼」をみんなで楽しみました。欠席している児童はいましたが、全校で遊ぶ機会もこれが最後となりました。
　異学年交流は、小規模校ならではの活動形態です。年齢差のある児童が協力したり、関わり合ったりしながら活動することで、相手の立場や状況を理解し、譲り合う力がはぐくまれます。
　一本手つなぎ鬼の様子を見ていると、鬼の捕まえ方や追い込み方に工夫がありました。また、さりげなく走る速度を落としたり、手をつなぐ場所を替わったりするなど、高学年の優しさにも気付きました。
　改めて、子ども達の思いやりや配慮に心があたたまりました。
　

　躍動する子ども達の様子を紹介します。

ルールの説明

素早い！

目標を決めて

うわぁー逃げられた〜

みんな、逃げろ〜

角に追い込め〜

速い、速い！

間一髪！セーフ

いいのが当たってね！

　本校では、読書リーフレットに目標を立てて読んだ本を記録していくことを通して、児童の読書習慣の定着を図るだけでなく、取組の成果を可視化し、児童の達成感や次への意欲につなげています。
　本日も２名の児童が目標を達成し、職員室にしおりくじをひきに来ました。読書週間の期間は、今週いっぱいです。どんどん読んで、本の世界を広げていきましょう。

次も頑張るぞ-

もっともっと読むぞー