2019年10月24日(木)
【中西別小学校】根室教育局指導監訪問 [授業の様子]
本日、根室教育局の指導監と指導主事、別海町の指導主幹をお迎えして、授業を参観していただき、子どもたちの力をさらに伸ばしていくための学校作り、授業作りへの指導や助言を受けました。
参観していただいた授業の様子を紹介します。
第1学年では、国語の授業を公開しました。説明文「はたらく自動車」を、事柄の順序やつながりについて考えながら読むことをねらいとした授業でした。気付いたことを交流しながら読み深める場面を観ていただきました。
第2学年も、国語の授業を公開しました。メモをもとに必要な文を選び、伝えたいことの順序を考えました。
第3学年では、算数の授業を公開しました。1円玉と手作りのてんびんを使って身の回りの物をはかり、はかりのメモリの仕組みや使い方を理解する授業でした。
第4学年も算数の授業を観ていただきました。計算のきまりを用いて、計算方法を工夫しました。
第5学年では、国語「古典を楽しむ」授業を公開しました。見通しをもって主体的に学習を進める工夫を観ていただきました。
第6学年は国語、1年生に向かって物語を書く授業でした。思考ツールを使って自分が選択した題材を伝えるために、登場人物やあらすじを考える設定を工夫しました。
指導監からは、子どもたちの学びに向かう姿が育っていること、学校が組織的に取り組んできたことの成果と今後に向けて助言もいただきました。
これからの学校経営、授業作りに行かして参ります。
ありがとうございました。
17時02分投稿 (中西別小学校)
2019年10月23日(水)
【中西別小学校】第5回学校運営協議会〜子どもの成長を見る会に向けて〜 [☆中西別学校区コミュニティ・スクール]
第5回学校運営協議会が、本校校長室で行われました。
12月6日(金)9:40〜12:15実施予定の
「子どもの成長を見る会」について、協議・立案しました。
「子どもの成長を見る会」は、中西別地区生涯学習推進協議会が30年続けて行ってきた地域総がかりの事業です。
今年度からは、コミュニティ・スクール主催、生涯学習推進協議会が共催の、さらに盤石なサポーターで実施します。
和気藹々とした雰囲気の中で、細部にわたり、より良い会になるように、温かい心強い意見やアイデアが出されました。
このあと、地域の皆様には、連合町内会の役員会や、生涯学習推進委員会の広報紙「アングル」で、内容をお知らせしていきます。
ご協力、よろしくお願いいたします。
また、11月9日(土)は、生涯学習推進協議会の食育講座「そば打ち体験・試食会」を実施します。場所はふれあいセンターです。
併せてご案内いたしますので、多くの方の来館、来校をお待ちしております。
15時36分投稿 (中西別小学校)
2019年10月21日(月)
【中西別小学校】1日防災学校〜知る・考える・工夫する・協力する〜 [教育活動ほか]
今日は「1日防災学校」でした。
現代的な諸課題に関する教科等横断的な教育内容としての防災を含む安全に関する教育は、新学習指導要領でも重視されています。子どもたちは、「知る」「考える」「工夫する」「協力する」を合い言葉に、防災について1日学び、考え、活動しました。全日、保護者、地域の方にも公開し、学習の様子を観ていただきました。
1時間目はオリエンテーションです。
1日防災学校の目的を知り、今日一日の見通しや目標をもちました。
2時間目は「知る」「考える」にシフトした授業です。
1、2年生は「ぼうさいカルタをしよう」です。遊び、楽しみながら取り組む活動です。
北海Doカルタを楽しみながら、災害や防災、身を守る方法を学びました。
3・4年生は、「地域の安全を考えよう」です。役場の方から、別海町の災害や防災対策などの町の取組、ハザードマップについて学びました。
5・6年生は、「私たちのくらしと災害」です。中西別の大地のつくりと地震の仕組みについて、釧路教育大学の先生から学びました。中西別の地層から抽出した土(火山灰)の中に含まれる鉱物をルーペで観察し、火山灰と自然災害の仕組みについて実験を通して理解し、データから地震が起こる確率について考えました。大事なことは想像力!
3時間目は「考える」「工夫する」にシフトした授業です。
1、2年生は身近にある新聞紙でぼうさいグッズを作る図工の授業です。
「しんぶんしスリッパ」と「しんぶんし食器」作りに挑戦。使いやすさを工夫して作ったら、役立つも防災グッズが作れました。午後の活動(「避難所設営」)につながる学習でした。
3・4年生は社会科「災害への備えを調べよう」です。
中西別地区の避難所となるふれあいセンターには、どんな備えがしてあったかな?思い出しながら、不足を考え、身近な物を工夫して避難所で役立つ物を作りました。この授業も、午後の活動(「避難所設営」)につながる学習でした。
5・6年生は、総合的な学習の時間「避難所運営ゲームで考えよう」です。
「DOHUG避難所カード北海道版」に挑戦!グループの仲間と話し合い、条件や相手の状況を考えながら避難所運営にかかわる適切な行動を判断していきます。
盲導犬を連れた目の不自由な方が避難所に来られたら・・・
インフルエンザを発病してしまったら・・・
物資が届いたら・・・どのように配分しようか・・・
大切なことは何か?優先すべきかとは何か?一生懸命考え、話し合い、協力して解決しようと取り組みました。
午後の縦割り清掃中、放送が入り避難訓練がありました。
いつもの訓練とは違い、教室で担任の先生やクラスメイトと一緒ではありません。
安全行動の1・2・3をとることができたかな?
しっかり安全に避難できたかな?
状況に応じて上級生が下級生に声をかけたりできたかな?
5時間目は、縦割り活動で取り組む「避難所設営」です。
中西っ子全員が学んだことを生かして、避難所の設営にチャレンジしました!
1〜4年生が午前中の授業で作成した防災グッズも大活躍。
知識と知恵と工夫をフル回転させて避難所に必要なものを考え、協働して設営していきます。
20分で、人に優しくアイデアいっぱいの避難所が出来上がりました。
最後は、北海道総務部危機対策局の方から、もしもの時は非常用電源になるPHEV(電源自動車)を見せていただきました。災害時に、暑さや寒さの対策や情報収集のサポートをしてくれる自動車です。
「1日防災学校で知ったこと、工夫したり考えたりしたこと、実感した協力することの大切さは、この先、中西っ子の皆さんが、学校や家庭や地域のために働くとき、必ず役に立ちます。」役場の方のお話にうなずく子どもたち。災害はいつくるかわかりません。これからも考え続けていきましょう。
外部講師の皆様、参観してくださった保護者、地域の皆様、ありがとうございました。
17時11分投稿 (中西別小学校)
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