別海町立　西春別小学校

　本日、中学校で小・中交流研修会がありました。
　はじめに、小６、中１の児童・生徒の様子を中心に伝え合った後、お互いに学校の様子について質問し合うところから研修が始まりました。
　後半は、小中連携をより充実させるための方策について話し合いを進めました。
　
　短い時間でしたが、課題や建設的な意見が数多く出され、今後の連携を進める上で、大きく手ごたえを感じさせられる研修となりました。
　　
　中学校を後にし小学校に戻ってからも、職員室では「あの行事なら一緒にできそうだ」などの話題がしばらく続いていました。

　


　２階の窓から、ほぼ工期を終えた体育館天井改修工事の仕上げをしてくださっている方の作業の様子が、新しく取り付けられたＬＥＤライトの明かりに照らされています。
　３学期からは、体育館もリニューアルして安心・安全に使用することができます。

　 昨日、本校を会場として、別海町で進めている「生き抜く力向上策定プロジェクト」にともなう西部地区の報告会を行いました。

　報告会に先だち、午前中には各学級の授業を参観いただき、今年度進めてきた本校の研修の成果についてもご講評いただきました。

　１年生は国語。登場する白くまの気持ちを考える授業。
　写真から様子をつかんで、白くまの気持ちを吹きだしにいれます。
　２年生は算数。九九の九の段に挑戦です。
　黒板に、９×１から９×９までの答えが書き出されると、「ひとつふえるごとに、十の位が１増えて、一の位が１減ってる」など、気づいたことを発表していました。

　５･６年生は道徳。社会科見学で国会に行く読み物資料をもとに、きまりについて考える考える授業を行いました。
　３・４年生は理科。「ものの温まり方」「電気の流れるもの」についてそれぞれ調べたりしながら学習を進めました。

　５時間目、本校から秋田に視察に出かけた教員が公開授業を行い、授業後、お集まりいただいた他校の先生方を交えて意見交流を行いました。

　授業は、５,６年それぞれ司会役の児童が進行で始まり、課題解決に向け、自力解決の場面やグループで相談する場面など、目的に応じた授業形態を盛り込みながら授業が進みました。

　５年生は四角形の内角の和について考える授業。授業後の学習感想を見ると「今回、最も少ない数の三角形にわけることが大事だとわかった。次は何をやるか楽しみ。」「ほかの四角形でもできるのか、自学でもやってみたいです。」「これなら五角形もできるかも」など、授業で得たことから、学習内容が子どもの思考のなかで広がっているのが見とれることができます。

　また、６年生は「比例と反比例」の単元で、上下体積のことなる形をした直方体に水を入れたときの時間と量の推移から、用いられた容器を類推するという内容でした。
　こちらの授業感想では「・・・今日やったような形と上下さかさまも考えてみたら、おもしろい形になります。」「グラフを見ると直線が２つある場合地が亜体積の柱体が２個でてきていることがわかった。算数（数学）は勉強が楽しいのでもこれからは小学校のことだけでなく、中学校、高校の勉強もしていきたいです。」
　こちらも子どもの意欲の高まりがよくあらわれています。

　研究協議には、助言者として根室教育局の指導主事、そして別海町教育委員会から指導参事にお越しいただきました。　お集まりいただいた先生方からは「授業における課題とまとめについて」、「自力解決のあり方について」、「複式指導の同時間接指導について」、「児童が進行するガイド学習について」など多岐にわたるご意見をいただきました。

　今回の報告会を通して、たくさんの指導・助言をいただきました。本校の研修にとっても「次の一手」を考える貴重な機会となりました。誠にありがとうございます

　降雪のため悪路にもかかわらずご参集いただいた皆様には、厚く御礼申し上げます。

　本日、校内の研究授業として３・４年理科の授業が行われました。
　３年生は「風やゴムで動かそう」、４年生「とじこめた空気と水」について学習しました。

　３年生は２人ペアになり、ゴムの長さを変えながら模型の車がどこまで進むかを、自分たちで記録をとりながら実験を進めていました。

　４年生は、実験を通して気づいたことを、ワークシートにまとめたものをテレビに映して、お互いの発表を聴きあい、考えを深めました。

　本校では、少人数・複式学級の特性を生かした学習指導を進めることをテーマのひとつとしています。複式で学習を進める際に、子どもたちが課題解決にむけて自主的に臨む姿勢を引き出したり、学習意欲を喚起するための手立てなどについて研修を進めています。
　


　研究授業には、中学校の先生方も参観にきて下さいました。お忙しい中、どうもありがとうございます。