別海中学校 [北海道別海町]

　9日(火)の午後より、2年生は総合学習(地域学習)の一環として「鮭の解体体験」をしました。これは別海漁協青年部の方々のご協力により実現したものです。
　まずは、実際に行われている秋鮭漁のＶＴＲを見ながら説明を受け、網の構造や漁師さんなら必ず出来なければならない｢さつまあみ｣や網の修理技術を説明・実演して頂きました。
　後半は、鮭の解体実習となり、雄と雌の見分け方や鮭の三枚おろしの方法を学びました。全員が体験できる分の鮭をご用意して頂き、雌のお腹にはイクラがたくさん詰まっていました。なお、体験に使われた鮭は生徒たちに配られ、イクラは醤油漬けにして、給食で食べる予定となっています。

　今回、ご協力して下さった別海漁協青年部の皆様、誠にありがとうございました。

　4日(木)に全校集会がありました。全校集会では、秋季町内中体連の表彰が行われ、主将から大会の結果報告があり、校長先生より優勝旗と表彰状が手渡されました。

　校長先生からのお話では、地域産業祭「あきあじ祭」にかかわるボランティアのお話や文化祭に向けたお話がありました。
　また、今回の講話では、国語科の五十部先生より「ジェンダーフリー」のお話がありました。「区別」とは横の関係、「差別」とは上下の関係、優劣をつけること。という話から始まり、「ジェンダーフリー」とは男女が平等に、自らの能力を生かして自由に行動・生活ができること。あたりまえだと思っていることも、少し見方を変えれば、あたりまえだとは違う。そういう敏感な人になってほしい。そうすればもっと住みよい社会になる。というお話をしてくれました。

　先月に実施された「職業体験学習」の発表会が4日(木)に行われました。体験の内容を模造紙にまとめ、二日間を通して学んだことを発表し、学級で生徒同士が交流を行います。
　生徒の発表の中には、介護師・保育士になりたいという思いが強まったという声や言葉遣いやあいさつ・礼儀など、今後の学校生活に活かしたいという声がたくさん聞かれました。

　10月1日(月)に2年生は水産学習として標津町サーモン科学館に行ってきました。

　サーモン科学館では、鮭の採卵・人口受精を体験し、その後、鮭を解体し、内蔵の働きについて説明を受けました。
　午後からは館内の自由見学となり、チョウザメの口に指を入れる体験やドクターフィッシュのコーナーが大人気でした。