2013年07月09日(火)
【別海中学校】〜管内弁論大会最優秀賞獲得!!〜 [学校の様子]
9日(火)に根室管内「少年の主張」(管内弁論大会)が別海町公民館で行われ、本校より町を代表して出場したNさんが、見事最優秀賞に輝き全道大会に出場することが決まりました。
地元での開催ということで全校生徒で応援に行き、Nさんを見守ります。「与えられたもの」と題した作文は、最近話題となっている「DQNネーム・キラキラネーム」に関して自分の考えが述べられているものです。1市4町から10名の代表者が集まった大会で、鋭い視点とそれを伝える表現力が高く評価されました。
Nさん、本当におめでとうございます。
なお、今大会で主張された「与えられたもの」を以下に全文掲載したしております。
『与えられたもの』 別海中学校 N.A
皆さんは、「DQNネーム」という言葉を知っていますか。この言葉を別の言い方で「キラキラネーム」とも言います。「DQNネーム」とは、暴走族のような当て字やキャラクターからとった名前、読みづらく常識的に考え難い名前のことを言います。例にこのような名前をあげてみましょう。皆さんは、漢字の「今」に動物の「鹿」と書いて、何と読むと思いますか。「今」に「鹿」この字で「なうしか」と読むそうです。これは、ジブリのキャラクターからとった名前です。このDQNネームは、海外でも問題とされています。
私はこの名前を見た瞬間、「自分達だけの大切な子どもを馬鹿にするような名前でよいのか」と怒りが込み上げてきたのは、おかしなことでしょうか。そして、恐ろしい事にDQNネームを名付けられた子どもは、悪影響を与えられてしまうのです。おかしな名前という理由で、学校でいじめにあったり、笑われたり、ひどい場合には受験、就職にも不利になり、将来の扉さえ閉ざされてしまうことがあるのです。数年前には、子どもに「悪魔」と名付けた親が、役所と司法で争うニュースが話題になりました。裁判所の見解は、「名前をつけることは、子どものためになされるべきであり、成長してその名を用いて満足を感ずるような名前をつけるべきである。命名権の濫用と見られるような行為は許せまい」とし、「悪魔」の命名は却下されました。私は、この裁判所が判断したことは当然だと考えます。
私が、自分の名前を調べたきっかけは、小学六年生の国語の授業の時でした。自分の名前に込められた意味、由来などを調べるという課題でした。その頃の私は、自分に名前がある事はあたりまえだと思っていましたし、自分の名前に興味などありませんでした。私の名前は、「綺麗」の「綺」に「光」と書いて「あやみ」と読みます。母は、「外見だけでなく心の中まで綺麗で、周りの人にいつも光を与えられる子に育ってほしいと願って名付けたんだよ。」と言いました。きっと一生懸命に父と考えてくれたのだと母の表情から伝わり、とてもうれしい気持ちになったことを覚えています。こんなにも深い意味が込められていて、一人の名前だけに時間をかけて…。どの両親も子どもを授かり生まれた時は、きっと言葉にできないくらい感動するものだと思います。その天使みたいな自分の子ども。だからこそ、その子だけに込められた名前の意味。世界に一つしかない深い意味の込められた大事な名前。そう考えると、この世にどうでも良いと思われ、名付けられた名前などありません。だから、たとえ自分がDOQネームであったとしても、自分の名前は大切にしてください。これまであまり好きではなかった自分の名前が、いつか「好き」と胸を張って言える日が来ることを信じて…。
このような些細な行動が、DQNネーム解決の糸口となり、一人の人間を救い、そして閉ざされた将来の扉を開く一歩になる。私は、そう信じています。
18時44分投稿 (別海中学校)
2013年07月04日(木)
【別海中学校】〜地域の祭典がありました。〜 [その他]
09時37分投稿 (別海中学校)
2013年07月01日(月)
【別海中学校】〜管内中体連の結果:バレー部第3位〜 [部活動]
29日(土)・30日(日)に根室管内の中体連大会が行われ、野球部は準々決勝で広陵中と対戦し、0-5で敗戦を喫しました。また、バレー部は決勝トーナメント準決勝まで進み、惜しくも広陵中に負けてしまいましたが、堂々の管内第3位という結果を残してくれました。
《野球部》
先週の一回戦で啓雲中に6-0の勝利を収め、迎えた29日の準々決勝・広陵戦。初回に1点先制点をとられます。逆転を試みるもなかなかヒットが打てず得点をすることができません。その後追加点を許してしまい0対5で敗北となりました。
《バレー部》第3位!!
29日の予選リーグでは初戦の柏陵中にストレートの勝利を収め決勝トーナメント進出を決めます。翌日の決勝トーナメント1回戦は羅臼・春松合同チームを相手にストーレート勝ち、準決勝で広陵中と対戦します。セットの序盤に連続ポイントを決められその後に必死に粘るも一歩及ばず、2のつセットを落とし決勝トーナメント敗退となりました。
両チームとも最後の最後まであきらめずにプレーをしてくれました。これでバレー部の3年生は引退となります。今後は部活動で培ったことを糧に希望進路達成に向けて頑張ってもらいたいです。
また、野球部は8月に行われる全道大会へ向け、気持ちを新たに0からのスタートを切ります。
11時33分投稿 (別海中学校)
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