別海中学校 [北海道別海町]

　８月２５日（月）５、６校時に別海町民保健センターの歯科衛生士の對馬恵子さんをお招きし、全校生徒に歯科指導が行われました。
　まず、先日行われた歯科検診の説明を受けました。

＜別海中　虫歯の罹患率＞
　1年　４３％　１．７本　
　2年　７５％　２．８本　別海中全体平均　５６％　2.1本
　3年　６０％　２．０本
　　　　　　　　　　　　 別海町平均　　　４９％　1.7本　　
　そして、自分の歯磨きの弱点を知るために、歯磨きをした後で青染めを行い、歯垢のつき具合を観察しました。
　また、実際に各自の歯垢を採取し、顕微鏡で細菌を見て、對馬さんから個別にアドバイスを頂きました。
　さらに、糸ようじを使って、磨き残しの多くなりがちな歯と歯の間をきれいにする方法を学びました。
　歯ブラシは親指くらいの長さのものが最適であること、1ヶ月に1回交換するのが良いと教えて頂きました。

　以下は、生徒の感想です。

・青染めを使い、磨けてない所を確認したり、糸ようじの使い方を学べたので、今日の夜から磨き方を改めようと思いました。
・自分では「磨けてるっ！！」と思っていても必ず少しでも汚れはついていることを忘れずに丁寧に磨こうと思いました。
・８０歳になっても２０本以上歯を残せるように頑張ろうと思いました。
・青染めで、歯と歯の間に歯垢がたまっていることがわかった。
・顕微鏡で見たら、歯垢には、悪いやつ（細菌）がたくさん動いていた。これからは、週に一度は糸ようじを使って歯と歯の間をきれいにする。
・虫歯は、体にまで害を与えることを知った。

　８月２１日（木）５校時に、スクールカウンセラーの今井先生をお招きし、自分のことを知るための心理テスト「エゴグラム」を利用してセルフイメージを調べました。
　エゴグラムは、アメリカの研究者が開発した心理テストで、人の心の中にはタイプの違う５種類の人がいるとし、自分の中のどのタイプの人が一番強いエネルギーをもっているか、自分の長所や短所を知るきっかけとなるものです。
　静かに心を落ち着けて生徒と一緒に先生方も自分のことを振り返って取り組みました。エゴグラムシートで出たＭ君の結果には、「うん。うん。確かに。そうだよね。」とみんな妙に納得する興味深い結果が出て、生徒の笑いを誘っていました。
　本当の自分を知り、無理なく上手に人間関係づくりをするためのヒントになるとよいですね。　

　26日間の夏休みが終わり、今日から２学期が始まりました。有意義な充実した夏休みを送れましたか？

始業式の校長先生の話の中では、
「夏休みにした経験したことが学校生活でも生かされるように」
「２学期は１学期より10日間多いだけです。のんびりしていられません。」
「１年生は、わからないことをそのままにしないように」
「２年生は、何にでも幅広く関心をもって」
「３年生は、進学進路決定の時。家族や先生に相談して」
と話されました。

　また、全国中体連大会野球大会の決勝戦に挑む中標津中学校の活躍と、８月31日付けで退職する養護教諭のS先生の話が伝えられました。
　
　生徒会長のN君の挨拶の話の中では、
「１，２年生は８月28日の学力テスト」
「３年生は総合ABC」
を控え、日々の学習を大切にすることや文化祭に向けて各学年に呼びかけがありました。

　夏休みモードから早く頭を切り替え、新たな目標と決意をもって２学期も頑張りましょう。