2017年06月29日(木)
【別海中央中学校】中体連 応援メッセージ [・子供の応援団・学校の応援団]
全道出場をかけた中体連の大会が、一部の競技を除いて今週末の7月1日、2日に開催されます。
森野志保PTA会長さんから大会に臨む応援メッセージをいただきました。
紹介します。
『中体連』
(もうすでに終えてしまった競技もありますが)
中学生にとって、とても大事で、目標の大会だと思います。
昔々、私の中学時代は、陸上とバレーボールのかけもちOKで、私は冬のスケートと合わせて三つの中体連に挑むことが出来ました。
三年生の夏、陸上100mハードルで全道に出れたものの、準決勝前の練習で肉離れを起こし転倒。棄権となりました。
数日後、バレーボールの全道大会は函館でした。
JRでの移動は、席もとれず、電車乗り降りする場所に新聞紙を敷き、座りながら長時間移動しました。
陸上で痛めた太ももに痛み止め注射を打ちながら試合に望みましたが、サーブから崩され、一度もスパイクを打つこともなくあっけなく終わりとなり、余りの虚しさいつまでも泣いていました。
そんな私たちに先生は「いい加減にしなさい」と冷たく言いました。
確かに、そこまで泣くほど日頃努力していなかったので、今では先生の気持ちがよくわかります(笑)
月日が流れても、良いことばかりじゃないそれらが、全て思い出に残っているくらい『中体連』は大きなものでした。
母として迎える中体連は4年目になります。
日々の生活のなかで先生方が子供たちの目標を叶えるために、休日返上で子供たちと過ごし、技術、振る舞いなどの指導をして下さっていることに感謝の気持ちです。
個人競技も団体競技もありますが、誰もがチームの一員です。
努力してきた事に自信と誇りを持ち、チームのために出来ることを最大限に行い、たくさんの素晴らしいシーンをみんなで描いてほしいです。
そして、何よりも、正々堂々、礼儀正しく一生懸命な、応援される中央中生でいてほしいです。
オリンピックで活躍した森野会長さんなら、中学校時代の部活動でも大活躍し、素晴らしい思い出しかないのかなと勝手に思っていました。
しかし、そうではないということを率直に応援メッセージに書いて下さり、きっと大会前にして苦しい状況にある生徒にとっては力強いメッセージとなったのではないでしょうか。
ありがとうございました。
大会直前にして、ケガをしている生徒、体調不良の生徒もいます。
森野会長さんは「月日が流れても、良いことばかりじゃないそれらが、全て思い出に残っているくらい『中体連』は大きなものでした」と言います。
そうなんですよね。
学校の授業だけでは得られない価値あるものが部活動にはあります。
その価値とは、きっと一人一人で違うのでしょう。
大会という一瞬に「輝き」を求めて臨む。
しかし、どんなに頑張ってきたとしても、ある種の悔いが残ることもある。
仮にそうであったとしても、必ずその後の人生にプラスになるはずです。
人生、いい時もあれば悪い時もある。
だけど、どんな状況にあっても、今できることを「チームの一員」として精一杯やることが大切なのですよね。
中央中の生徒たち、頑張れ!
(校長)
Posted by 別海中央中学校 at 06時22分
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