2020年05月08日(金)
【別海中央中学校】おススメの1冊(2) [◎学校ニュース]
中体連全国大会に続き、全道大会、地区大会も中止になりました。私自身が、この現実を受け入れられずにいます。
連休中、勝負をかけて練習してきた3年生部員にかける言葉を考えました。正直、まだ見つかっていません。3年生の喪失感を補うだけの言葉は、どんなに考えても浮かばないかもしれません。学校再開までの課題です。
連休中、『補欠の力〜広陵OBはなぜ卒業後に成長するのか〜』(元永友宏著)を読みました。甲子園の常連校である広陵高校(広島県)野球部の中井哲之監督の指導方針を紹介した本です。
本の帯には、次のような文章があります。
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一番しんどいのは控え選手が本気で3年間をやり通すこと。
地方大会でベンチ入りできるのは20人、甲子園は18人だけだ。
8割以上の選手がベンチの外から試合を見ることしかできない。
ならば、補欠はチームの勝利に関わることができないのか?
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補欠であることにプライドを持ち、チームが1つにまとまって甲子園に臨むのが広陵高校野球部です。日本ファイターズのエース有原航平投手も広陵高校のOBです。
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甲子園がゴールになってほしくない。
二岡智宏、野村祐輔、小林誠司、中村奨成。
彼らは広陵高校でどんな生活を送り、3年間で何を手にしたのか?
OB、監督、卒業生の親の証言から広陵野球部の「育成力」に迫る!
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部活動に汗を流す意味を教えてくれる1冊です。
Posted by 別海中央中学校 at 07時57分
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