2020年05月26日(火)
【別海中央中学校】おススメの1冊(13) [◎学校ニュース]
今週はまだ時間に余裕がありますが、読書など何か有効に時間を使えていますか?午後の時間やお休みの日は、テレビを見て過ごすだけではもったいないです。自分から何か行動してみましょう。
さて、今日紹介する本は・・・
■内田樹は私の師である。私が勝手にそう決めた。中2の教科書の「学ぶ力」で彼は述べている。
書物を読んで、「あ、この人を師匠と呼ぼう。」と思って、会ったことのない人を「師」に見立てることも可能です
と。私は彼の著作を30冊くらい読み、札幌へ出かけて、講演を聴き、
「あ、この人を師匠にしよう。」
と思った。この世に生起する様々なことについて思索し、取捨選択し、統合するすべを彼から学びたいと思った。内田樹は哲学の人である。同時に武道家でもある。「修行論」で彼は、武道の修行について論じているが、武道を部活や勉強やギターや生き方などに置き換えて読み取ることも可能だ。
修行について彼が述べていることを以下に記す。。
●修行して獲得されるものというのは、修行を始める前には「意味不明」のもの。
●修行というのは、エクササイズの開始時点で採用された度量衡では計測できない種類の能力が身につく、という力動的なプロセスです。
●修行とは「そんな所に出るとは思ってもいなかった所に出てしまう」こと。
■彼は言う、修行を通して、人はブレイクスルーを体験する、と。
Posted by 別海中央中学校 at 15時29分
コメント