住所:別海町別海緑町116-4 電話0153-75-2251 校長 野口 泰秀

別海中央中学校

2016年05月10日(火)

【別海中央中学校】雑感 [・校長室から「ブログ記事」]

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桜が咲きました。
例年より少し早い開花です。
桜が咲き、ようやっとこの地にも本格的な春が訪れました。

学校は、1・2年生が家庭訪問、3年生が三者面談を行ってきました。
本日でほぼ終了します。
1クラス40名近くいると、1日に5名程度を訪問しても8日間(約2週間)かかります。
校区も広く、担任の移動時間がかかり、どうしても1家庭15分程度となりました。
そのために、十分に話ができなかったご家庭もあるのではないかと思います。
その場合は遠慮せずご連絡ください。

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生徒玄関の靴箱を見ました。
しっかりと靴が整頓されて入っていました。
連休明け、家庭訪問週間、体育祭準備と続き、何かと落ち着かなくなる時期です。
しかし授業時間、校内を巡回してみると、どの教室でも生徒たちは落ち着いており、生徒たちの真剣さと笑顔が見える授業が多くありました。
靴箱の整頓に象徴されるように、当たり前のことを当たり前にできるということがバックボーンにあるのだろうと思いました。

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学校にデジタルテレビが搬入されました。
全ての普通教室に設置されます。
デジタルテレビを有効に活用していきます。
デジタルテレビと実物投影機やパソコンとつなぎ、よりリアルに教材等を示しながら、生徒たちの意欲を高めるようにしていきます。

今日の理科室では、デジタルテレビと実物投影機を活用しながら授業していました。
各教科担任の努力によって、このような授業が今後はもっと、もっと増えていく予定です。

本格的な春の訪れと共に、生徒たちや職員の頑張りが伝わってくるような一日です。

先日亡くなった別海町長さんは、子どもの笑顔が好きだったといいます。
これからも生徒たちの笑顔がたくさん見られるように、学校現場で努力していきたいと思います。(合掌)


平成28年5月10日
校長 青坂信司

11時26分投稿 (別海中央中学校)

2016年04月13日(水)

【別海中央中学校】生徒からの学び [・校長室から「ブログ記事」]

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日々生徒たちと過ごしていると、生徒から学ぶことも多いものです。

先日の入学式。
生徒会長さんの「歓迎の言葉」がありました。
その「歓迎の言葉」を聞いて、校長である私もびっくりすると共にうれしくなりました。

生徒会長さんは、「歓迎の言葉」を読み上げることに意識を向けるのではなく、できるだけ新入生に視線を向け、新入生の心に言葉を届けることに意識していることが伝わってきました。
このことをやるためには、きっと何度も、何度も練習したのだと思われます。
立派です。

「歓迎の言葉」の内容も、とっても素敵でした。
その中から一部を紹介してみましょう。

中学校生活ではたくさんのことが変わります。
普段の授業では、各教科で先生が変わったり、内容が濃いものになります。
教科も増え、大変なこともあると思いますが、色々な先生と関わることができ、よりいっそう理解が深まるので、楽しいこともたくさんあると思います。
また、テストは期末や中間など、定期的に行われます。
どのテストも日頃の積み重ねが大切となります。
ですから、授業を集中して聞く、ノートをしっかりとる、家庭学習を毎日やるなど基本的なところからコツコツやっていきましょう。

中学校での学習するポイントを的確におさえています。
各教科で先生が変わる。
内容も濃くなる。
大変だろうけど「色々な先生と関わることでよりいっそう理解が深まる」
そのように言っています。
このような視点を私は持っていませんでした。
「なるほど」と思います。
授業は、学習内容だけで成立しているのではなく、教える側である教師の人間性も含めて学ぶのだということです。
そうした教師の人間性を背景として、学習したことをより深く、より広く理解し、「学び」が楽しいものになっていくのだということを生徒会長さんは言っているのだと思います。

部活動では、全道大会、全国大会出場を目指し、日々練習に励んでいます。
また、部活動でなくても、自分が本当に頑張りたいこと、打ち込めることを一つでも見つけることは大切です。
一つのことに本気で取り組むことで学び得られるものはたくさんあるはずです。

中学生時代は、より多くの生徒に部活動に入ってほしいと思っています。
「勝つこと」を目指しながらも勝利至上主義にはならず、人としての生き方を部活動を通して学んでほしい。
そう願っています。
しかし、何らかの事情で全ての生徒が部活動に入れるわけではありません。
そうしたことに対する生徒会長さんの気配り、目配りが感じられます。
大切なことは、部活動でなくても自分が頑張りたいこと、打ち込めることを一つでも見つけることなのだというのです。
唸ります。その通りです。

中央中学校では、地域との関わりを大切にしています。
いつも中央中を応援してくださる地域の方々へ元気に挨拶をすること、そして感謝の気持ちを忘れないこと、この二つを心がけて生活しましょう。

私が言いたいことをずばりと言ってくれています。
今までも、そしてこれからも学校という場所は、地域との関わりを抜きに存在することはできません。
地域に支えられ、地域を支え、地域の中で育つ。
そのことの大切さ。
そのために「元気に挨拶すること」「感謝する気持ちを忘れないこと」その具体的な姿勢こそ、これからも中央中では大切にしていこうと呼びかけています。

以上3点。
生徒会長さんの「歓迎の言葉」からの私の学びを紹介しましたが、これ以外にもあります。
それはまたいつか紹介することにしましょう。


平成28年4月13日
校長 青坂信司

09時08分投稿 (別海中央中学校)

2016年04月07日(木)

【別海中央中学校】入学式式辞 [・校長室から「ブログ記事」]

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生徒たちとの出会いである始業式・入学式前日は、緊張と不安で一杯になります。
あれやこれやと考え、夜も寝つきが悪くなります。
この思いは、一般の先生方、とりわけ担任する先生方は人一倍強いものがあります。

私も、校長という立場でそれなりに緊張します。
この緊張感は、何年、何十年経っても同じです。
慣れることもなく、毎年、夜寝付かれないような思いで過ごします。

入学式の式辞。
今回は「小学校で学んだことを大切にしてほしい」ということをメインにして組み立てました。
小学校で培ってきた「よさ」を中学校でも発揮してほしいという思いからです。

◆式 辞
春の暖かさが感じられる、この佳き日に、別海町教育委員会教育長真籠毅様をはじめとするご来賓の皆様にご臨席いただき、平成28年度入学式ができますことに、感謝とお礼を申し上げます。

また、今年度は、69年の歴史と伝統を持つ別海中学校と統合し、新たな別海中央中学校の歴史をスタートさせることに身の引き締まる思いでいます。

69名の新入生の皆さん、入学おめでとう。中学校生活をスタートさせるに当たっての心構えをひとつお話します。それは、小学校で身につけてきたことを大切にしてくださいということです。

中学校は、小学校で学んだこと、身に付けてきたことを土台にして成り立っています。決して別のものではありません。小学校で身に付けてきた、人としての基本である挨拶や返事、後始末、身だしなみ等をこれからの中学校生活でも、しっかりとできるように取り組んでください。

また皆さんは、学習面でもこつこつ、黙々と日々頑張っていたという話を聞いています。是非、中学校では自らの課題意識に基づいて自主的に学習することに取り組んでください。

本校の伝統は、全校生徒全員が心を一つにして、共に汗を流し、共に感じ、共に涙を流し、共に笑顔を分かち合うことができることです。新入生の皆さんも、この良き伝統を引き継いで、素晴らしい中央中にしていく一翼を担ってください。

最後になりましたが、保護者の皆様、お子様のご入学大変おめでとうございます。今後とも本校の教育に温かいご理解とご支援を賜りますことを、心よりお願い申し上げます。また、ご来賓の皆様には今後とも変わらぬご厚情を賜りますようお願い申し上げまして、私の式辞といたします。

平成28年4月6日
別海町立別海中央中学校 校長 青坂信司

07時30分投稿 (別海中央中学校)

2016年03月28日(月)

【別海中央中学校】別海中と統合します [・校長室から「ブログ記事」]

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平成27年度も、ほぼ終了し春休みに入りました。(正確に言えば、3月31日まで今年度。4月1日から新年度の平成28年度となります)

校舎内は、生徒たちと職員によってワックスがけが行われ、大変きれいになりました。
春休みの間に新年度に向けての準備が着々と進んでいます。

3月は別れの月。
4月は出会いの月となります。
その出会いが新鮮な気持ちで迎えられるよう、そして少しでも意義深いものとなるように、この春休み中に教職員一同構想を練り、準備を進めています。

この4月は新入生が入学してくると共に、別海中学校と統合することで、別海地区の生徒たち12名が入ってきます。

環境が変わるというのは、非常にプレッシャーを感じるものです。
期待する半面、不安を感じている生徒もいるのではないかと思います。

その生徒たちが少しでも早く中央中に慣れ、充実した中学校生活が送れるようにしていきます。

もし、不安な点・心配な点があれば、この春休み中でもかまいませんので、学校までご連絡ください。


平成28年3月28日
校長 青坂信司

13時24分投稿 (別海中央中学校)

2016年03月08日(火)

【別海中央中学校】「前向きに生きる」 [・校長室から「ブログ記事」]

3月14日の卒業式まであと1週間となりました。
入試も終わり、3年生は「黄金の日々」を過ごしています。
この時期における1日、1日が、卒業式間近に控えた3年生にとっては大変貴重なものです。

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2月の末に3年生担任から、
「校長先生、生徒たちに何か話してくれませんか?」

私は二つ返事で「ОK」を出しました。
ところが気持ちよく受けたものの、さて何を話したらいいか、3年生の貴重な時間をもらって話すのだから、それなりに考え、準備しないといけない、といったようなプレッシャーが押し寄せてきました。

3年生の集会の時間の中で「校長講話」という形で行うことになりました。
その様子は昨日のブログで書かれてあるとおりです。

私の気持ちとしては「道徳」を行ったつもりです。

数々の困難な状況の中で頑張っている人たちの資料。
それを画像・動画・音声という形で生徒たちに示す。
示すだけでなく、必ず深く考える時間をとる。
考えたことを友達と簡単な交流をする。
そして、私の伝えたいメッセージ、それは生き方の応援・指針となることを織り込んでいく。

そんな「授業」を目指しました。
担任の先生が、帰りの会で生徒たちに簡単な感想を書いてもらいました。

【卒業に関係した感想の一部】

◆今日の校長先生のはなしを聞いて、私も、今のこの瞬間を無駄なく過ごしたいと思いました。
卒業式まで、残り少ないけど、感謝の気持ちを持ってがんばります!

◆この一週間、いつもより周りを見て、当たり前にあることにも感謝できるようにしたいです。
卒業式は、笑顔でむかえたいです。

◆すごく深くて、心の重さを感じた。
お母さんの思いもわかった。
卒業するまで、いろんな人に感謝の気持ちも伝えたい。
【将来に関係した感想の一部】

◆校長先生の話を聞いて、将来こんな人になりたいな、っていうのが出てきました。
どんな時でも、親は子供の味方で守ってくれる存在であるんだなと思いました。
まだ、親にはなれませんが、人を守ってあげられるような存在になりたいと思いました。

◆どんなピンチでも希望を失っても、悔いを残さないように過ごしていくことが大事というのが、すごく心にグッときた。
これから一人で道を進んでいくときにピンチがあると思うけど、このことを忘れずに過ごしていきたい!

◆体に障害があっても、強く生きていく人たちと、そのお母さんたちの姿が本当に素敵でした。
私も、どんな困難にも立ち向かっていけるぐらいに強く生きたいと思いました。

久しぶりに生徒たちの前に立って、約40分話をしました。
私のほうもとても勉強になりました。

卒業式。
きっと生徒たちの成長の姿が見える素晴らしいものになるでしょう。

平成28年3月8日
校長 青坂信司

09時30分投稿 (別海中央中学校)

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