2019年12月12日(木)
【上西春別中】放課後学習の原初の姿とは? [◆学力向上]
こんにちは、上西春別中学校です。これまでも度々生徒会主催の放課後学習会「寺子屋」の様子についてお知らせしてきましたが、今日は「本来、放課後学習とはこうあるべき」という、筆者が考える“放課後学習原初の姿”をご紹介いたします。
主役は「中学校3年生女子」、きっかけが何だったのかは本人達に訊いてみないことにはわかりませんが、時期は学力テスト総合Cの前後あたりだったと思います。担任の先生に数名の3年生女子が「放課後、教室に残って勉強をしたい」と申し出たそうです。16:30までを目途にということで他の先生方も了承し、それ以後、今日まで毎日何名かの3年生女子が教室に居残り、勉強をしているようです。先生方も教室に行って生徒達の質問に答えたり、難しい問題の解き方について教えてくれたりしています。
掲載した写真は、筆者が校舎内をウロウロしていた時にたまたま目にしたので、慌ててカメラを取りに戻って撮影したものです。この生徒と教師の姿を見たとき、素直に「美しいなぁ!」と思いました。勉強に限らず、どんなことでも「やらされていること」というのはなかなか身に付いていかないものです。そうではなく、「必要感に駆られて」・「自らやる」ことならば、どんどん身に付いていくのだろうと思います。
彼女たちの「放課後学習」は言わずもがな、後者・・・「必要感に駆られて」・「自らやる」ことを決めたものです。高校入試本番は3月ですが、こういった姿勢があればどんどん力はついていく筈。パワーアップした彼女たちがどんな成果を上げるのか、とても楽しみです!
そしてもう一つ注目したいのは、この動きが彼女たちだけにとどまり部分的なもので終わるのか、それとも彼女たちに感化された他の3年生にまで広がりを見せるのかということです。筆者の希望は勿論・・・あえて書かなくても察していただけますよね。
Posted by ブログ管理者 at 11時11分