2020年05月01日(金)
【上西春中】皆さんがお家で勉強しているように、先生方も皆さんのいない間、学校で勉強しています。〜その3〜 [◆学力向上]
こんにちは、上西春別中学校です。タイトルにある通り、昨日も若手教員による「自主研修」が行われました。今回の主人公はこの4月に新採用になった国語の先生です。彼女は朝の打合せが終わって早々に、指導係の三年担任に「教室の黒板をお借りしていいですか?」と申し出て、臨休明けに行う予定の2年生の授業の板書を、実際に黒板に試し書きしていました。指導係が職員室に戻ってきたので、入れ替わりで筆者が教室に行き、しばらく一番後ろの席に座って板書を眺めていたら、色々と質問をしてきてくれたのは嬉しかったです。筆者は社会科教師で畑違いではありますが、頑張って可能な限りのアドバイスはしました。
彼女の前任者である国語教師は、授業・生徒指導ともに優れた実践力を持つベテランだったので、否が応でも比較はされてしまうでしょう。いきなり同じように出来る筈もありません。それでも今回の彼女のように「今・出来ることを・一生懸命にやる」という姿勢を持つことは物凄く大切だと思うのです。そもそも生徒たちに「学ぶことの大切さ」を伝え、「学び続けることの尊さ」を説く教師が、自分の至らなさや力不足を自覚しながら、努力をしないというのはおかしな話ですものね?もしも自己研鑽を怠る教師がいるのであれば、「常日頃、先生が生徒達に話していることは嘘だったんですか?」…と言われても仕方のないことだと思います。
写真を見ていただければわかる通り、この先生の板書や授業作りはまだまだ「発展途上」です。でも、以前ブログで紹介した「道徳」の自主研修や、今回のような努力を続けていけば、必ず「良き教師」へと成長を遂げてくれる筈です。
生徒の皆さんも、「人から言われなくとも、より良い自分になるために自ら・進んでやる」(「本当の努力」というのは、こういうものを指します)先生方の姿から、何かを感じてくれたなら嬉しいです。
Posted by ブログ管理者 at 10時40分