こんにちは、上西春別中学校です。昨日3月11日木曜日、予定されていた9時30分ピッタリに「令和2年度 別海町立上西春別中学校第49回卒業証書授与式」が挙行されました。
道東地区の卒業式は、常に風雪の心配をしなくてはなりませんが、幸いなことに今年は晴天に恵まれました。(前日は結構吹雪いていましたが)また、時期的なことを申しますと、心配なのは雪だけではなく「インフルエンザ」や「風邪」、「感染性胃腸炎」といったこの時期ならではの病気もあります。加えて今年は、「新型コロナウィルス感染症」にも注意を払わねばなりませんでした。だからこそ、当日無事に23名全員が揃ったことがまずはとにかく喜ばしいなと思いました。
今年の卒業式は、昨年同様「時間短縮」に「参加者数制限」という、「コロナ禍における卒業式」とはなりましたが、上西春別中学校第49期卒業生の23名は最初から最後まで「らしさ」全開でした。あの子たちらしさとは、すなわち“明るく、笑顔いっぱい”で卒業していったということ(当然、中には感極まって涙を流す生徒もいましたが)です。
世界中が閉塞感に包まれた2020年度、何もかもが「中止」や「規模縮小」を余儀なくされ、学校内のムードだって暗くなってしまっても不思議ではありませんでした。そんな中にあっても、本校がそうはならず「コロナ以外はこれまで通りの姿を保っていられた」のは、“明るく、笑顔いっぱい”に皆のことを鼓舞し続けた、3年生の力によるところが本当に大きいのです。本校の3年生があの23名で本当に良かったと…お世辞でも何でもなく、昨日の卒業式を見て改めて思いました。
上西春別中学校第49期卒業生の皆さん、3年間よく頑張りましたね!そしてこの1年、上西春別中学校を“明るく、笑顔いっぱい”にリードしてくれてありがとう!!卒業おめでとうございます!!!
3年生はこの日「9:00登校」でした。彼が1番乗りかな?
女子も続々とやってきました。
例年だと、「胸花」は1,2年生が付けてくれるのですが、今年在校生の参加はないのでお互いに付け合います。
女子もお互いに付け合っていました。
保護者の皆さんも続々といらっしゃいました。
卒業生入場を待つ間、担任が編集した動画を見ていただきました。
そのころ3年生教室では、式前の最終確認が行われていました。
みんな真剣な眼差しで担任の先生を見つめます。
保護者に渡した「お手紙」でしょうか?
各々開いて確認しています。
「3年生教室」内での最後のクラス写真
バルーンで綺麗に飾られた壁面…人気の撮影スポットになっていました。
同じ場所で…この写真は女子オンリーですね。
さぁ、もうすぐ入場です!講堂前廊下へと移動します。
担任の先生を先頭に入場します。
今年度から「男女混合名簿」に変わったので、男子が続いた後に女子という入場順にはなりません。
50音順ですので、男子の次に女子、女子の次に男子がくることもあります。
美しい立ち姿です。
「卒業証書授与」…彼が出席番号1番の生徒です。
担任の先生の呼名に「ハイ!」と返事をします。
彼は「卒業式中の所作が最も美しかった生徒」だと思います。
こうして次々に卒業証書を受け取っていきます。
ちなみ掲載順は「出席番号通り」ではありません(笑)。
彼女は出席番号2番です。
彼女が最後の生徒…出席番号23番です。
最後の生徒なので、しっかりと「二方礼」を行いました。
「学校長式辞」です。
「来賓祝辞」です。今回唯一お越しいただいたのが、本校のPTA会長でした。
「立礼」をする場面が何回かありましたが、どれも浅すぎず・深すぎない立派なお辞儀でした。
校長先生の式辞も、PTA会長の祝辞も、ともに「コロナ禍の中にあっても、3年生がこの1年頑張ってきたこと」に触れていました。
「卒業生答辞」は前生徒会長が読み上げました。
代表者の登壇に合わせて、他の3年生達は一斉に後方の保護者席に向きなおります。
退場の途中、これまで15年間お世話になった保護者の皆さんに全員でお礼を言いました。
そして一旦退場します。
退場は座席順で、入場時とは異なる順番で退場していきました。この子が最終退場者です。
再度講堂に戻って「卒業記念写真」の撮影をしました。
その後は3年担任による「最後の学活」です。
1人1人に連絡票が手渡され…
皆に「一言ずつ」話すことを求められました。
彼女は担任の先生が、学級通信の最終号(何と88号!)を読み上げている最中に、感極まってしきりに涙を拭っていました。
さぁ、終わりましょうか…というタイミングで生徒達からサプライズが!
2年間お世話になった担任の先生に、1人1人「お花を一輪ずつ」プレゼントです!
その後、3人の学年団の先生方も立派な花束を渡されていました。
最後のクラス写真…教室だと密になってしまい、保護者の皆さんに見ていただけないからということで、「最後の学活」も講堂で行いました。