2021年05月27日(木)
【上西春中】人間の心のうちには、「5人のキャラクター」が存在するそうです。 [・2年生]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日の話題になりますが、2年生の学級活動の時間を使って「エゴグラム」の授業が行われたので紹介させてください。
授業は6校時目にセッティングされていました。時間帯としては、給食を食べてお腹が膨らみ、なおかつ前半5コマ分の授業の疲労が溜まってきて「ダレたり」・「眠くなったり」しやすい時間帯です。でも、本校の2年生に関しては全くそんなことはなく、実に積極的に授業に取り組んでいました。素晴らしい!
授業者は、先日1年生の授業でもゲスト・ティチャーを務めてくださったスクールカウンセラー(以下SC)の先生です。SCの先生のお話によると…「人間の中には、異なる5人のキャラクターがいます。その5人のキャラクターのバランスで自分の性格診断を行う方法が“エゴグラム”です。」なのだそうです。生徒たちは質問用紙と検査用紙をそれぞれ渡され、SCの先生が質問を読み上げる(難しい言葉には解説も付けてくださいました)のに合わせて、50個の質問に○・△・×で次々と答えていました。質問に答え終わった後は、○=2点、△=1点、×=0点という配点で、A〜Eの各項目ごとに点数を計算して検査用紙に書き込み、その点数を元にグラフを完成させました。ちなみにA〜Eのキャラクターはというと…A「頑固おやじ」、B「おせっかいおばさん」、C「クール」、D「やんちゃな子ども」、E「行儀の良い子ども」となります。SCの先生による「エゴグラムの見方」を聞きながら、生徒たちの「エゴグラムの形」を見ていたのですが、まさしくエゴグラムが示す通りだなぁと感じる子もいて、思わずクスリと笑ってしまいました。ただ、この日の授業の目標は「自分を理解して自己肯定感を高め、人との関わり方を考える」ことです。SCの先生がおっしゃられていた2つのポイント、(1)エゴグラムに“良い”・“悪い”はない(2)エゴグラムは“変化するもの”で、今日の出た結果はあくまでも“今日のエゴグラム”にすぎない…を踏まえ、あまり深刻に捉えすぎないことも大事かと思います。自分との付き合い方・人との付き合い方のヒントとして上手に活用して欲しいですね。
前回の1年生に続き、今回も楽しくためになる授業を提供してくださったSCの先生、本当にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 10時00分