2021年06月04日(金)
【上西春中】職員研修日、「ノートテスト」について考えました。 [◆学力向上]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日は5時間授業で生徒たちの下校は午後2時40分でした。いつもより早く生徒たちを下校させて後に行ったのは…お馴染みの職員研修です。
昨日の研修は、本校教務主任を講師に定期テストのたびに実施している「ノートテスト」について考える研修でした。以前もブログで紹介させていただいたことがあると思うのですが、「ノートテスト」というのは早い話が“自分で書いてまとめた授業ノートや自学ノート”を見ながらやってよいテストのことです。昨年度から始めた取り組みなので、先生方も色々と試行錯誤しながら作問してくれています。導入当初の目的は極めてシンプルで、「やったことが確実に成果としてあらわれ、わかった・できたという実感を生徒たちが持てれば、学習するという行為に対するモチベーションが上がるのではないか。モチベーションが上がれば“やらされる勉強”から“自律した学び”へとレベルアップしていけるのではないか。」…これでした。ちょっと長いので要約すると、ようは生徒たちに『主体的に学習に取り組める』ようになってほしかったのです。勿論、成績に反映されるテストに導入するわけですからこれだけが目的ではないのですが、そもそもの出発点はこれだったのです。
それが何であれ、これまでにやったことがないことを新たに始める時には困難がつきものです。本校の「ノートテスト」についても同様で、導入から1年が経過して改めて浮き彫りになった課題というのもあります。流石に昨日の研修1回では結論には至りませんでしたが、かえって良かったと思います。熟議を経たうえで、先生方全員が「ねらい」を共有し、やがては「然るべき形」になっていくことでしょう。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分