2021年07月16日(金)
【上西春中】学力向上は「授業づくり」から〜校内研究授業第一弾〜 [◆学力向上]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日の話題になりますが、校内研究授業(以下、校内研)の第一弾が行われましたので紹介させてください。
研究授業は全部で3つ。4校時目の「1年生:理科」、5校時目の「2年生:英語」、「特別支援学級:自立活動」が公開され、先生方が入れ代わり立ち代わり(自習体制を組んだので、時々教室の様子を見に行く先生がいたので)参観をしました。また今回の校内研は、メンター研修も兼ねていたので本校職員に加え、助言者として野付中学校英語教師のO教諭、別海町教育委員会のK指導参事のお二方にもお越しいただきました。
最初の公開となった1年生の理科は、既習事項である「水の状態変化」をもとに、実験によって起こる現象を、科学的な根拠をもって説明をするという授業でした。既習事項と比較するための現象を見逃した(あるいは気付けなかった)生徒が多かったため、教科担任の先生は苦労していましたが、凄く熱心にビーカーと試験管の観察をし、意見を発表する生徒の姿も複数見られました。
午後の部は同時進行で、2年生の英語と特別支援学級の自立活動が公開されました。同時だったため、先生方も忙しく廊下を行き来しながら両方の授業を参観しました。2年生の英語の教材は、小学校の国語でもお馴染みの「ごんぎつね」でした。あまりにメジャーすぎるお話しなので、教科担任の先生も、国語寄りになりすぎないよう苦労しながら授業を作っていました。そのかいあって、最後の「書く活動」でしっかりした英文を沢山書けていたことには、助言者のO先生も感心されたようです。
そして特別支援学級の自立活動は、農園に設置する立て看板に「文字を書く」という活動をしていました。黒板に作業内容と所要時間が板書される等、生徒達が見通しを持って作業が出来るような工夫が盛り込まれた授業でした。
今回の校内研では、成果と課題の両方が見えましたが、本校職員一同、引き続き「学習者の視点」に立って「わかった、できた」が実感できる授業作りに邁進していきたいと思います。
ご多忙中にも関わらず、参観・ご助言をいただいた野付中学校O教諭、別海町教育委員会指導参事K様、誠にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 08時54分