2021年09月10日(金)
【上西春中】指導と評価の一体化 [◆学力向上]
こんにちは、上西春別中学校です。今日は授業風景ではありませんが、家庭科の放課後指導の様子を紹介いたします。
写真は9月6日のものになります。学年は1年生です。
現在1年生が取り組んでいるのは、上の板書写真にもある通り「エコバッグ」の作成です。記憶にある方もいらっしゃるかもしれませんが、この単元の一番最初の授業は、私も実際に参観をしてブログでも紹介しています。何らかの理由で、作業の進捗状況が遅れ気味になってしまった生徒が残ったのだと思いますが、帰りの会が終わってからバス時間まで、正味30分程真剣に作業に取り組んでいました。
今年度から中学校でも、改訂された「学習指導要領」が実施されているという話題は以前したかと思いますが、色々と出てくるキーワードの中で、よく話題にあがるものの一つが「指導と評価の一体化」なるものです。これは一体何かと申しますと、先生方は授業によって「生徒に何が身に付いたか」を色々な方法で見取って評価します。そしてその評価をもとに、今度は自分の授業を改善(例えば、思考力の伸びが今一つであれば、考える場面を授業の中により多く設けたり、思考力を伸ばす具体的な学習活動を考えて授業に盛り込んだり…といった具合にです)していくのです。更に改善した授業を経て、「生徒に何が身に付いたか・足りなかった部分を伸ばすことが出来たのか」を評価します。その評価を踏まえて、再び授業改善…という具合に延々とこのサイクルを続けていくというわけです。当然のことながら、授業の中で「身に付けさせたい力」にアプローチする内容・方法がちゃんととれていないと、評価のしようがありません。指導もしていないことは評価できません。ですから「指導と評価の一体化」というのは、物凄く大事なことだということになるわけです。…とここまで書いて、長くなってしまったので今回はここまでで、「次回へ続く」とさせてください。
次回のブログで「家庭科の放課後居残り作業」との関連にも触れたいと思います。
Posted by ブログ管理者 at 16時32分