2021年09月28日(火)
【上西春中】『頑張る若手の姿』は美しいのです。〜パート2〜 [◆学力向上]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日に続き、今日のブログでも初任段階教員の頑張る姿を紹介したいと思います。
さて、前回のブログにも書いた通り、初任段階2年目の国語の先生が行った授業は失敗してしまいました。授業後は本人も反省しきりで、研修部長のところに相談に行ってアドバイスをもらう等していました。私も何かのヒントになればと考え、授業を見て気付いたことをいくつかメモしてこの先生に渡しました。
そして翌日、失敗に終わった授業をどうリカバリーするのだろう?という心配もあったので、本人には内緒で授業を見に行きました。そこで見たものは、前時の失敗を糧にしてちゃんと「グレード・アップした授業」を行う若手教師の姿でした。勿論この2日目の授業のみを点で捉えたなら、まだまだ課題はあるし未熟でもあります。でも、この前の「失敗した授業」から線で見ている私の目には、それ以上に授業の端々に垣間見える可能性(例えば…生徒による課題設定はもうすぐできそうです。個別最適な学びへのアプローチもありました。)の方が魅力的に映ったのでした。
どんなに優れた授業をする教師でも、「10割のホームランバッター」というのはおそらく存在しないと思います。ただ、そう言いつつも、優れた授業をするには「全打席ホームランを目指すこと」が必要なのだとも思います。そういう気持ちで日々精進を重ねることが、「優れた授業」の高いアベレージに繋がり、やがては教師力の向上に結び付いていくのではないでしょうか。
はなはだ手前味噌ではありますが、「より良い教師」を目指して頑張る若手教師の姿は美しいなと思い、今回2人の先生の授業の様子を紹介させていただいた次第です。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分