2021年11月29日(月)
【上西春中】令和3年度上西春別中学校第2回生徒総会 [◆生徒会活動]
こんにちは、上西春別中学校です。先週金曜日の6校時目に、「令和3年度上西春別中学校第2回生徒総会」が開催されましたので紹介いたします。
今回の生徒総会開催にあたっては、まず生徒指導部内でも色々な話し合いがなされました。話題の中心になったのは「生活の心得の改正」です。実は、毎回生徒総会の度に各クラスからの質問や意見、要望が出される中で、最も数が多いのは「生徒心得」に関するものです。しかしながら、「校則的な中身」も含まれているため、「生徒総会の議決」のみをもって改正することはできません。この段階で決めることができるのは、「心得のこの項目を改正したい」ということが「全校生徒の総意」(多数決なので、満場一致とはならない場合も勿論ありますが)であるか否かというところまでです。「改正」に至るためには、更に色々なプロセス(「主旨の説明も含めた改正案の作成」や、「職員会議の議題にあげてもらうための陳情」等々…)を経なければなりません。
生徒総会の場では、「生徒心得」に関わるいくつかの要望、意見について「今後、改正に向けて検討をしていきます。」という答弁がなされていました。ようするに「中央委員会が中心になって、具体的に動いていく」ということを、全校生徒の前ではっきり宣言したわけです。
この次のアクションはとても大事です。何事においてもそうですが、「ルールの改変」は易々と行えるものではありません。たとえ「改正」が全校生徒の総意であったとしても、今ルールとして決まっているものを変えるには、しかるべき手順を踏んで、熟議に熟議を重ねる必要があります。学校の主役である生徒達が、「次のアクション」を何時・どのような形で起こすのか…簡単なことではありませんが、大人のお膳立てによるものではなく、「生徒達が自力で壁を突き破る」姿が見られるその時を、職員一同ワクワクしながら待ちたいと思います。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分