2021年12月06日(月)
【上西春中】先生方が「学びを深める」1週間でした。〜その1『授業交流週間』〜 [◆学力向上]
こんにちは、上西春別中学校です。タイトルにもある通り、先週は「先生方が学びを深める」1週間でした。11月29日から、毎年行っている「授業交流週間」がスタートし、その中で「家庭科」、「美術」、「技術」(残念ながら、技術のみ写真がありませんでした)という3教科の授業が公開されました。
この「授業交流週間」の目的は、『授業改善へ向けて、他の“日常の授業実践”から学ぶとともに、生徒の成長や良さを認め合う』(研修部提案文書より)ことにあります。「特別の教科 道徳」を除いて、中学校には9つの教科(国、社、数、理、英、音、美、技家、保体の9教科)があるわけですが、たとえ異なる教科であっても、それが「授業」である以上「本質は一緒」です。その本質の中から共通項を抜き出して視点化すれば、自分の専門ではない教科の授業を参観しても、「教師としての学び」を深めることができるのです。詳細は省きますが、本校の研修担当は、目的準拠の研修になるよう、「授業者」と「参観者」の双方に配慮した工夫を施してくれています。
上記のような目的のもと、今年度2回目となる「授業交流週間」では、一体どんな授業が行われていたのか…少しだけ紹介したいと思います。
【11.29 2年生家庭科】
以前のブログでは、「包丁の使い方」の授業の様子を紹介させていただきましたが、今回は「調理技法」の授業でした。これまでにも「煮る」という技法は扱っていた(前回皮を剥いたリンゴはジャムになりました)そうですが、新たに「蒸す」という技法について学びを深めていました。少しずつ、少しずつ積み上げていることが、今後「牛乳和食の授業」で結実するのです。
【12.01 1年生美術】
この日の2校時目に行われた1年生の美術は、「ドライポイント」(プラスチック版をニードルで削って下絵を描き、そこに塗料を乗せて刷る版画)の授業の1回目でした。とにかく生徒たちの反応がよく、楽しく美術の授業に臨んでいる様子が伺えました。今回は「お気に入りの文房具2つを持参して、それをモチーフにドライポイントで作品を作る」そうです。
【12.02 3年生技術】
授業交流週間のトリを飾ったのは、3年生技術の「エネルギー変換の技術」についての授業でした。残念ながら、写真が撮られていなかったようで、視覚的に授業の様子をお伝えすることはできないのですが、技術の王道である「物づくり」の授業でした。制作物は「ダイナモライト」で、ハンダを使うので「安全に配慮した」指導が行われていました。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分