2022年03月08日(火)
【上西春中】「教科横断的指導計画」の作成に向けて [◆学力向上]
こんにちは、上西春別中学校です。今日ご紹介いたしますのは、少し前に行われた職員研修の取り組みです。
実施日は1月17日、三学期の始業式直前でした。この日の研修は午前と午後の二部編成で計画され、合計2時間強、先生方にとってはたっぷりと学びを深める時間になりました。ちなみに午前の研修内容はタイトルにもある「教科横断的指導計画」、午後の研修内容は「評価材料の交流」(主に「主体的に学習に取り組む態度」の評価に関して)がそれぞれ行われました。今回は、その2つのうち午前の部で行われた「教科横断的指導計画」の作成に係る研修をピックアップして紹介いたします。
研修部から示された「この日の研修のゴール」は次のようなものでした。
『学習の基盤となる資質・能力のうち、「問題発見・解決能力」を育成するために、総合的な学習の時間と各教科等及び各教科等間の関連を明らかにし、次年度の指導計画の編成に生かす。』
具体的な研修の中身を詳細に書いていくと長くなるので、メインとなった活動のみお伝えします。この研修内で最も多くの時間が割かれたのは、「単元配当表を用いての全学年の教科横断的指導計画の見取り表作成」でした。各職員は割り当てられたタブレットPCを持参して、Teams'(別海町の児童生徒は、みんなこれを使った授業を行っています。自分の手元にあるタブレットの画面上で、他の人の作った文書データ等を閲覧するといったことができます)を使った合同作成作業に取り組んでいました。こうして作成された見取り表は、研修後職員室内に掲示されています。形になったこの「見取り表」は、この日の研修の確かな成果です。ただし、「見取り表」が出来ただけでは「生徒に還元できるもの」にはなりません。そうなると、次に大事になってくるのは「活用」です。職員全員が「教科横断的指導計画」を作ることの意義を理解・共有し、意義目標に向かって実際に「活用」をしてこそ、生徒の「資質・能力」の育成という「生徒に還元できるもの」として、より大きな成果を生むのではないかと思います。
この後の本校職員の頑張りにどうぞご期待ください。
【職員室内に貼られた「教科横断的指導計画の見取り表」】
Posted by ブログ管理者 at 11時55分