2009年06月16日(火)
【上西中】「当たり前の日々を大切にして」 [◆生徒会活動]
前回のダイアリー「コケイン症候群署名活動終了」を読んで下った方より、コメントをいただきました。
署名活動の輪が広がることを願って再掲いたします。
◆上西春別中学校のブログにて、コケイン症候群の署名活動をして下さっている事をしりました。
生徒会を初め、ご協力してくださいました皆様に感謝いたします。
遅れましたが、私は中標津に住む、山桑理恵の姉で彼らのおばにおたります。
署名活動がどれだけ大変であるのも知っていますし、そんな中180名もの署名を集めて下さり、これからも頑張らなくては・・・と心からおもいます。
甥っ子2人、両親は病気と闘いながら、日々まっすぐ生きています。
少しづつ進行していき体の自由が奪われる。
家族にとっては、どれだけ残酷なことだろうと間の当たりにしています。
ただひとつ。家族はいつも笑顔です。
その姿を見て、私も笑顔でいなくてはいけないと思っています。
皆様にも、この病気を知っていただき、そして無事に産まれ成長し、当たり前の日々を、大切にしていただきたいです。
本当に署名活動のご協力ありがとうございました。 ◆
現代社会において、人と人とのつながりが感じられなくなってきている、そしてそんな中にあって子ども達は孤立感を深めていっていると言われます。
今回の活動を通して、本校の生徒たちこそ、さまざまなことを学ぶことができました。
感謝申し上げたいのは、こちらの方こそです。
最終的に生徒達が活動をし、247名もの署名を集めることができました。
取り組みの最初、生徒達は本当に集まるのだろうかという不安がいっぱいでした。
取り組みの初日、ほとんど署名は集まりませんでした。
生徒会役員が全体を引っ張っていく中で、徐々に本気になって取り組む子が出てきました。
その結果、本校生徒数の約3倍もの署名を集めることにつながりました。
活動の中で、生徒は成長しています。
どんな思いも考えも、行動を起こすという活動の中でしか、人は成長しえないものです。
山桑様や佐藤様が、ここのブログにコメントを書き込むのでさえ、きっと勇気がいることだったと思います。
しかし、そのコメントが、どれほど本校の生徒達に勇気と人と人とのつながりの大切さを伝えてくれたことでしょうか。
生徒達の活動を認めてくださったことに心より感謝申し上げます。
近いうちに難病指定されることを、そしていつまでも家族の皆様一同が笑顔でいられることを心より願っております。
by 教頭
Posted by ブログ管理者 at 08時35分
コメント
心温まる言葉に、感謝いたします。
署名活動をして、改めて人と人のつながりの大切さを感じる事ができました。
生徒さんも初めての活動にはとても勇気がいった事とおもいます。
地域の方々とはいえ知らない方も多い中に、声を張り上げ、頭を下げるとは簡単なようでなかなか出来ない事ですよね。
生徒会役員さん、全校生徒さん。
沢山の勇気ありがとうございました。
教頭先生をはじめ、先生方のご協力もあったからこそ、学校をあげて署名活動に繋がったと・・・。
確かに教頭先生の言われておりましたように、コメントは以前から何度も書いてみては消すの繰り返しでした。
ちょっとした勇気は大人になったいまでも大切な事とつくづくおもいました。
ブログ内の手作りの署名用紙を持ってまでお手伝いされてくれた写真でとても心打たれました。
直接皆様にお会いして感謝の気持ちを伝えたい位ですが、仕事の関係で平日に伺えませんが、よろしくお伝え下さい。
以後もご迷惑でなかったら、この署名活動の結果などを、コメントさせていただければと思っております。
教頭先生のおっしゃるように、活動を通して、生徒さんが何かを思い、これからの未来に少しでもお力になれれば、嬉しく思います。
再び、コメントいただきありがとうございます。
今日、中体連の壮行式がありました。
生徒達の決意表明や生徒会役員によるエール等、今まで以上に大きな声を出し、聞く側の生徒や教職員の心に訴える力がありました。
このことは、今回取り組まさせていただいた署名活動とも無関係ではないと思っています。
署名活動も含めた人のために役立ちたいという一念で取り組む活動としてのボランティア活動というのは、取り組む人の心を前向きに、そして積極的にさせ、その人の生き方をも変えていくきっかけとなるものです。
今回の署名活動の取り組みも一つのきっかけとなって、壮行式で今まで以上に声を出せたのだなと思ったのです。
私的なことになりますが、私の妻も中標津の知人を通して、コケイン症候群のことを知り、署名したといいます。
署名活動の輪が広がっているのだなと思いました。
また、何かの折に、署名活動の経過や結果につきまして是非教えてくだされば、きっと生徒達も喜ぶと思います。
今後ともお体には十分留意され、難病指定獲得という大きな目標に向けて御活動ください。
心よりご祈念申し上げます。