上西春別中学校 [北海道別海町]

　虹別さけます事業所の協力をいただき、２年生がふ化場を訪問しました。
　職員の方に説明していただきながら施設を見学した後、西別川でゴミ拾いと水棲生物採集を行いました。生徒たちは、今回の体験を通して、地元の自然の豊かさをあらためて実感できたようです。
　今回の学習をもとに、１０月には「さけの解体実習」を行い、地元の水産業への理解を深めていきます。

　別海消防署から２名の職員の方に講師としてお越しいただき、３年生を対象に救急救命講習を行いました。
　まず始めに、資料をもとに救急救命の方法について説明を受けた後、訓練用の人形を使って人工呼吸と心臓マッサージおよびＡＥＤを用いた心肺蘇生の実習を行いました。恥ずかしさのためか遠慮がちな場面もありましたが、実習が進むにつれ動きもこなれてきます。すべての生徒が実習を終えた後、修了証をいただいて講習を終わりました。
　いざという時に命を救える可能性があるのは自分だけかもしれません。その時は今回の学習で得た知識と技能に加えて、｢勇気｣と｢覚悟｣も必要ですね。

　本校では、夏季休業中に述べ８日間の自主学習会を予定しています。
　初日の様子を見にいってみると、早速それぞれの課題に取り組む生徒たちの姿がありました。中には、９時から始まる部活動の前に取り組もうと８時に登校してきた生徒もいます。皆さんの「自主的」な努力を応援しています！

　本日、終業式を行いました。
　校長式辞の後、生徒会及び各学年の代表者が１学期の反省と２学期の抱負を述べ、１学期を締めくくりました。
　明日より８月１９日（日）まで２４日間の夏季休業に入ります。また次にみんなで顔を合わせる日まで充実した夏休みを過ごし、しっかりと充電してきてください。

生徒会代表

１年生代表

２年生代表

３年生代表

　西春別地区で酪農業を営んでいる及川實様に依頼し、３年生を対象に講話をしていただきました。
　事前に郷土史等で調べた内容をまとめた資料に加え、ご自身が描いた酪農風景の絵画を用いた講話に、生徒達は興味深く耳を傾けていました。来学期には近隣の酪農施設を見学し、地域産業についての理解をさらに深めていきます。

　釧路法務局根室支局より人権擁護委員の皆さんにお越しいただき、ネットの書き込みによるいじめとその防止法について全校生徒と保護者の皆さんを対象に講話をしていただきました。

「メールなどでイジメがあることをあらためて考える時間になりました。あまり意識していないけど、大変なことだと思いました。」
「スマホを正しく使おうと思いました。周りでイジメがあったら止めようと思います。」

　生徒の感想からは自分事として捉えた様子が伺えるだけでなく、参加した保護者からも家庭で意識すべきことがわかったとの感想をいただきました。
　今後も、あらゆる場面・取組を通して、いじめの未然防止と早期発見に努めていきます。