上西春別中学校 [北海道別海町]

今回は男女半々で、皆さん、ミシンを使っていました。

こんにちは、上西春別中学校です。早いもので臨時休業のまま今週で4月が終わり、金曜日には5月に突入します。ブログでお知らせしているように、この間出勤してきた職員は色々なことに取り組んでいます。昨日も入れ替わり・立ち替わり、家庭科室で物づくりにいそしんでいました。
　昨日作っていたのは「雑巾」です。連日、放課後の校内消毒には雑巾を使い、その後は洗濯をして干していたのですが、毎日使っているとやはり徐々に傷んできます。そこで養護の先生の呼び掛けで、「不要になった布」を持ち寄って「雑巾縫い」をしたというわけです。筆者が写真を撮りに2階に上がっていった時には、6台のミシンが稼働していました。ありがたいことですね。何枚縫ったのかは…訊くのを忘れてしまったので、後ほど確認したいと思います。

黄色い服の2年担任。

その奥には青い服の指導部長。

ピンクを着こなす数学教師。

筆者は怖いぐらい白が似合わないのですが、見事に白を着こなす研修部長。

グレーのカーディガン？でしょうか、音楽教師です。

こちらもグレーのパーカーでしょうか？時間講師の先生です。

　こんにちは、上西春別中学校です。以前の学校ブログで、臨時休業2日目に行われた「研修」の様子についてご紹介いたしましたが、あれは事前にセッティングされたものなので、生徒の皆さんにとっての「授業」のようなものです…と表現させていただきました。
　さて、今日掲載する写真はあらかじめセッティングされたものではなく、先生方が自発的に始めたものです。これは生徒の皆さんで言うところの「自主学習会」ですね。参加者は3年担任と副担任、途中から1年副担任の先生も加わって、「道徳の授業作り」の勉強をやっていました。最初筆者は知らなかったのですが、校長先生が「3年生教室で、道徳をやっているよ。」と教えてくださったので、慌てて写真を撮りに行ったら、実際に黒板も使いつつ、模擬授業に近い形で本格的にやっていて驚きました。
　講師は3年担任が務めていました。3年副担任は今年採用になった初任者ですが、本校は「道徳授業は学年団で持ち回り」というスタイルをとっているので、やったことがなくても「道徳の授業」を1人8時間程受け持つことになります。そんな彼女の不安感を少しでも払拭するために、3年坦任（初任段階教諭の指導教諭でもあります。）が論より証拠と「実際にやって見せた。」ということなのでしょう。終了後、3年担任の先生と少し話しましたが、昨年度札幌市で開催された「全道道徳教育研究大会」で参観した授業を、自分なりにアレンジを加えてやってみたとのことでした。筆者も、中心発問や授業の流し方等について質問を幾つか受けましたが、こういう「学び続ける姿勢」を持ち続ける先生が学校に居てくれるという事実に、とても心強くなりました。
　新型コロナウィルス感染症に関しては、まだまだ不安の方が大きいですが、先生方は「皆さんとの来るべき再会の日」に備えて色々なことを頑張っています！

カメラを向けたら、驚いて思わずカメラ目線になってしまった3年担任（笑）。

道徳教科書を用いての授業です。

模擬授業ですが、授業者としての視点からの解説も色々していました。

真剣な眼差しで、説明を訊く3年副担任。

道徳は免許教科ではないので、皆が初心者であり、また専門家でもあります。

少し時間を空けて、再度教室に行ったら1人増えていました。

1年副担任で、初任段階4年目になる英語の先生でした。

初任者である3年副担任よりは、余裕があるように見えます（笑）。

写真には写っていませんが、三度目に教室に行った時には更にもう1人増えていました。3年副担任の音楽の先生でした。

別海町立上西春別中学校
　保護者・生徒の皆様


≪登校再開日≫
　北海道において緊急事態宣言が発令されていることを考慮　
　し、また、感染のリスクを最小限に抑えるため、臨時休業
　期間中の登校日を設定しません。このことは、別海町教育
　委員会、別海町校長会で協議を行い、別海町内一律の対応
　とします。
　そのため、見出しにある通り、『臨時休業中の登校日』は
　設定しません。現段階では、登校再開はあくまでも最初に
　お知らせした5月7日（木）からです。

≪皆様への伝達手段≫
　漏れがあってはいけない案件ですので、後日『保護者の皆
　様』に／『学年団の教師』から／『電話連絡』を入れさせ
　ていただきます。時間帯は学年によって異なります。詳細
　につきましては、4月30日（木）更新の学校ブログに掲載し
　ますので、そちらでご確認ください。

　こんにちは、上西春別中学校です。今週月曜日、２０日から始まった「臨時休業」も、今日で４日目となりました。
　この間、生徒の皆さんは規則正しい生活を送っているでしょうか？１日に１回は外に出て、適度に体を動かしていますか？何より健康でいてくれていますか？
　さて、今回の臨時休業も、前回同様『体の健康を最優先』しての措置ではありますが、生徒の皆さんはそれぞれ「新」１年生、「新」２年生、「新」３年生です。先生方は『体の健康』を気にしつつ、もう一つ…『頭の健康』のことも凄く気にしています。ですから、臨時休業直前の１７日金曜日には、沢山の課題をくれたのです。微力ながら筆者も、５教科分の学習支援コンテンツを紹介した教育委員会からの文書を、家庭数で印刷して配布させていただきました。よかったら使ってください。
　このことから理解していただけるとは思いますが、先生方は心配なのです。学校がある時なら、傍らにいて「何がわからないのか」、「つまづきの原因は何なのか」といったことをつぶさに見てあげられるのに、今はそれが出来ないのです。今私たちができることは、皆さんがさぼらず・くじけず・へこたれず、ちゃんと課題に取り組んでくれることを信じて、登校再開日を待つことなのです。生徒の皆さん、信じていますからね！
　勿論、先生方だって『頭の健康』は大切です。ことによっては皆さん以上に！…理由はいたって単純です。「生徒に新しい知識や技術を、楽しく・わかりやすく教える」ことを生業にしているのが教師だからです。だから先生方は色々なことを勉強します。筆者自身も、学生時代より教師になってからの方がよっぽど勉強しているなぁと思います。皆さんにとっては「授業」にあたるそれを、先生方の業界では「研修」と呼んでいます。
　実は臨時休業２日目にあたる２１日火曜日、「研修」を行いました。「先生方は勉強、勉強ってうるさく言うだけでいいよなぁ！」なんて思っている人がもしもいたとしたら、それは誤解です。「先生方も勉強してるんだよ」ということを、今回是非確かめてください。
　

この日の研修は二部構成。

第一部の講師は、教務主任。先代の研修部長でもあります。

先生方も質問されて、挙手をしています。何を訊かれたのでしょうね…？

三年担任が、一生懸命ワークシートに何やら書いています。

第二部の講師は研修部長。家庭科が専門で、新しいことを次々とやって驚かせてくれます。

今年から本校勤務となる音楽の先生。いつも遅くまで残り、頑張っています。

こちらも今年から本校勤務になりました。教師として生徒の前に立つのは「物凄く久しぶり」なのだそうです。仕事熱心な方です。

新人国語教師です。「教師用指導書」と「教科書」を見比べながら、物凄く悩んでいました。

研修部長じきじきにアドバイス！

この日の研修で取り組んだ内容は、難しくはありますが、授業を行う現職の教師としては絶対に出来なくてはいけないことです。初担任に燃える体育教師も頑張っていました。

　こんにちは、上西春別中学校です。一昨日のブログでもお伝えしましたが、生徒の皆さんに配るための「手作りマスク」を、職員室をあげて昨日完成させました！
　作った枚数は実に８０枚を超えており、家庭科室のテーブルに並べられた色とりどりのマスクは壮観でした。筆者は残念ながら、電話番を任されてしまい（英語と国語の女性教諭から呼ばれたのは、筆者より２０歳若い事務職員さんでした…悲しい）、今日は一切お手伝いできませんでしたが、先生方の「想い」が沢山詰まったマスクです。生徒の皆さん、お手元に届いたあかつきには、是非大切に使ってくださいね！！

ズラッと並んだ「手作りマスク」

恐竜やロボット、水玉等々…バラエティにとんでいます。

一番手前はプロレスラー柄だったでしょうか？

みんな、「俺たち、やったぜ！」というオーラを出していました。

1人電話番で混ざれなかった筆者は、ちょっと悔しかったので、集合写真は「ひき」で撮りました（笑）。

というのは冗談で、マスクも写るように撮ったら「ひき」で、小さくなってしまいました。

午前中、作業の最初の方ですね。

　こんにちは、上西春別中学校です。既報の通り昨日から再び「臨時休業」となり、校舎内にいるのは職員だけになってしまいました。
　生徒のいない学校で、昨日先生方がやっていたこと…それは「マスクづくり」でした。これは本来であれば、ミシンの上手な生徒の協力を仰いで、昨日２０日から数日を掛けて全校生徒分７２枚を作る予定だったものです。生徒達に各々好きな柄の布を選んでもらい、さぁやるぞ！と意気込んでいたところに再度の臨時休業です。とても…とても残念でした。
　とはいえ今回の臨時休業は３週間の長丁場。材料も道具も揃っているのに、何もしないのは勿体ないですよね。ならば…と先生方で「マスク」を作ることにしました。音頭取りは試作品を作成し、今回の「放課後マスクづくり」を企画した家庭科の先生がしてくれました。午前中から先生方が入れ替わり・立ち替わり２階の家庭科室に上がっていっては、黙々とマスクづくりに取り組んでいました。男性陣が大きな体を丸めてミシンに向かう様はなかなか素敵でしたよ。ちなみに筆者も、切断線にそって布を切り出す作業を、ホンの少しだけですがお手伝いしました。
昨日出来上がったマスクは３０枚ほどだそうです。臨時休業明けには「先生方手作りのマスク」が全校生徒の手元に届きます。どうぞお楽しみに！！（布製ですので、洗って何度も使えます！！／ただし、ゴムが伸びるので手洗いか、洗濯ネットに入れた方が良いと思います。）

チャコペン職人兼数学教師です。

一心不乱に布を切る音楽教師。

こちらはミシン縫いの工程前…マチ針を刺して布を固定する養護教諭。

マスクつくり隊隊長の家庭科教師。

これにゴムを通せば完成！

こちらは退勤直前の様子。ミシンにチャレンジ！体育教師。

新人国語教師に何やらアドバイス（？）を送る社会科教師。

本人曰く、最も難しい工程を受け持っていたらしい数学教師。

ただひたすらに…ゴム通し職人の公務補さん。

後片付けに入ります！

昨日出勤していた職員の殆どが最終的には家庭科室に集合！