2021年05月28日(金)
【上西春中】全国学力学習状況調査への挑戦 [・3年生]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日、全国で小学校6年生と中学校3年生を対象とした『全国学力学習状況調査』が実施されました。当然本校の3年生たちも、1時間目「国語」、2時間目「数学」、3時間目「生徒質問紙」の順番で調査に臨んでおります。
試験監督に入ったのは、3年担任と副担任でした。コンピューターで答案の処理をするため、個人番号の書き洩らしや間違いはないか、答案は破損していないか等々、毎時間チェックをしてくれました。生徒たちはというと、「マークシート」での回答や、普段やりなれているテストとは傾向が異なる調査にかなり疲労困憊だったようです。それでも「生徒たちは頑張って空欄をなくそうとしていた。」(3年副担任談)そうなので、きっと最後まで諦めずに挑戦してくれたということなのでしょう。3年生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
そして今日、業者が答案を回収に来ました。この後は当然採点という流れになるわけですが、なにぶん全国で行われている調査ですので、定期テストのようにすぐに採点が終わるわけではありません。少々間は空きますが、結果は確実に学校に配送されますので、届くまでもうしばらくお待ちください。
ちなみに今日の新聞朝刊に、「調査問題」と「正答例」が載っております。興味がある方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。
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2021年05月27日(木)
【上西春中】人間の心のうちには、「5人のキャラクター」が存在するそうです。 [・2年生]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日の話題になりますが、2年生の学級活動の時間を使って「エゴグラム」の授業が行われたので紹介させてください。
授業は6校時目にセッティングされていました。時間帯としては、給食を食べてお腹が膨らみ、なおかつ前半5コマ分の授業の疲労が溜まってきて「ダレたり」・「眠くなったり」しやすい時間帯です。でも、本校の2年生に関しては全くそんなことはなく、実に積極的に授業に取り組んでいました。素晴らしい!
授業者は、先日1年生の授業でもゲスト・ティチャーを務めてくださったスクールカウンセラー(以下SC)の先生です。SCの先生のお話によると…「人間の中には、異なる5人のキャラクターがいます。その5人のキャラクターのバランスで自分の性格診断を行う方法が“エゴグラム”です。」なのだそうです。生徒たちは質問用紙と検査用紙をそれぞれ渡され、SCの先生が質問を読み上げる(難しい言葉には解説も付けてくださいました)のに合わせて、50個の質問に○・△・×で次々と答えていました。質問に答え終わった後は、○=2点、△=1点、×=0点という配点で、A〜Eの各項目ごとに点数を計算して検査用紙に書き込み、その点数を元にグラフを完成させました。ちなみにA〜Eのキャラクターはというと…A「頑固おやじ」、B「おせっかいおばさん」、C「クール」、D「やんちゃな子ども」、E「行儀の良い子ども」となります。SCの先生による「エゴグラムの見方」を聞きながら、生徒たちの「エゴグラムの形」を見ていたのですが、まさしくエゴグラムが示す通りだなぁと感じる子もいて、思わずクスリと笑ってしまいました。ただ、この日の授業の目標は「自分を理解して自己肯定感を高め、人との関わり方を考える」ことです。SCの先生がおっしゃられていた2つのポイント、(1)エゴグラムに“良い”・“悪い”はない(2)エゴグラムは“変化するもの”で、今日の出た結果はあくまでも“今日のエゴグラム”にすぎない…を踏まえ、あまり深刻に捉えすぎないことも大事かと思います。自分との付き合い方・人との付き合い方のヒントとして上手に活用して欲しいですね。
前回の1年生に続き、今回も楽しくためになる授業を提供してくださったSCの先生、本当にありがとうございました。
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2021年05月26日(水)
【上西春中】心臓(ハート)はやはり重要なのです。 [・1年生]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日の話題になりますが、1年生を対象に「心臓検診」が行われました。心電図検査ということで多少手間と時間が掛かるため、3校時目から4校時目にまたがっての実施となりました。
炉辺談話で、養護教諭の先生が他の先生とお話しているのを聞いていましたが、1年生の待機場所での態度、検査時の振る舞いはとても良かったとのことです。何名かの生徒については特別返事の声が良かったらしく、係の方からもお褒めの言葉をいただいたそうです。内々では、日頃から返事や挨拶がいいねという話題があがっていたとしても、外部から来た方にこうして評価をしていただくのは、やはり嬉しいものです。
「心臓」は英語だと「heart」(ハート)ですが、「心臓検診」に関わって、文字通りハートがほっこりする良い話しが聞けました。1年生、素敵ですね。
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2021年05月25日(火)
【上西春中】学級経営には、「各担任の個性」が出ます。
こんにちは、上西春別中学校です。今日は、1年生,2年生,3年生の担任が普段やっていることを紹介したいと思います。
まずは1年生担任です。これで3年連続の学級担任となり、昨年度は3年生を受け持っていました。3月に卒業生を出して感傷に浸っている間もなく、4月には新入生を迎え入れたというわけです。さて、この先生は出勤したら直ぐに教室に行き、黒板に生徒たちへのメッセージを書きます。中身は様々ですが、時には前日からメッセージを残していくこともあります。このように…
細かなことですが、「まぁ、いいか」と見逃すのではなく、その都度きちんと指導をしてくれるので、やがてどの子のロッカーもきちんと整理整頓されたものになっていくのです。ありがたいですね。
2年生担任には、毎日部活動が終わって(今は休部中ですが)生徒が完全に下校してから行うルーティンがあります。それが次の写真になります。
おわかりでしょうか?机の上にあがっているのは、検温表付の「健康観察シート」です。夜の見回りに行くたびに机の上にこうして置いてあるので、ある日、朝一で来ている生徒に「これは係の仕事とかなの?」と訊いてみました。すると、「いいえ、違います。」という返事が返ってきたので、担任の先生がやってくれていることがわかったというわけです。これもありがたいことです。
最後は3年生の担任です。昨年、一昨年と2年連続で「1年生」を担任してもらいましたが、今年は満を持しての3年担任登板となりました。この先生にも朝のルーティンがあって、それが次の写真になります。
おわかりでしょうか?黒板横に吊り下げるホワイトボードです。毎日、放課後に「次の日の連絡事項」をこれに書いて、出勤したら直ちに教室に置きにいくのです。生徒の中には、耳からの情報が記憶に残りにくい「視覚優位」のお子さんもいるので、こういった配慮は凄くありがたいのです。
いかがでしたか。ささやかなことではありますが、こういう気遣いができると「学級経営」は案外上手くいくものです。甚だ手前味噌ではありますが、本校の担任団は皆、大技だけではなくこういう小技も使えるところが素晴らしいなと思います。
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2021年05月24日(月)
【上西春中】メンター研修続報〜メンティーたちの授業〜 [◆学力向上]
こんにちは、上西春別中学校です。前回のブログでお伝えした「メンター研修」…今回はその続報です。
4人の若手教員たちは、研修の中でそれぞれ「翌21日の授業を想定した“授業プランシート”」を作成しました。短い時間での作業だったことから、『視点1/課題設定や動機付けの工夫と学習の見通し』と『視点2/目的を明確にした交流(対話)や発表の工夫』の2点についてのみの記述でしたが、4人とも一生懸命考えてくれていたので、どんな授業になるのか興味津々で参観させてもらいました。
1校時目は「2年生英語」(初任段階5年目)でした。ペアによるロールプレイ(役割演技)で「電話応対」をやっていました。電話応対のパターンは全部で3つ示され、それぞれのやり取りの中に「自分達で考えた応答の表現」が盛り込まれるようになっていました。
2校時目は「2年生社会」(初任段階4年目)でした。分野は地理で、「日本の気候の特色」について勉強していました。雨温図や教科書の地図をもとに、「日本海側の地域はどうして雪が多いのか?」を自力解決からのペア交流で確かめていました。
3校時目は「2年生国語」(初任段階2年目)でした。「新聞に投書をしよう」という授業で、この日は「投書原稿を推敲する」活動をしていました。ちなみにGIGAスクールの「タブレット型PC」を使った交流(会話ではなく、サイレント交流とでも言うべきスタイル)が試みられていました。
お昼を挟んで5校時目には、「1年生体育」(初任段階3年目)を参観してきました。マット運動の授業で、この日は「倒立のポイントを考える」というのがねらいだったようです。先生のお手本をベースに、ペア若しくはトリオで「アドバイスをし合う」という活動が盛り込まれていました。
結論から申しますと、どの授業も面白かったです。「ところで、あそこに書いてあったことはどうなったの?」なんてことはなく、ちゃんと事前の授業プランが生きていました。見に行って良かったです。若手も着実に力を付けていることが実感できました。
Posted by ブログ管理者 at 10時00分
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