2021年06月22日(火)
【上西春中】「だろう」ではなく、「かもしれない」という心の備えが大切です。〜避難訓練〜
こんにちは、上西春別中学校です。昨日の6校時目、今年最初の「避難訓練」を行いました。コロナ禍に伴い、昨年度は一度組んでいた日程を延期したのですが、今年度については6月21日一択でした。
例年ですと1回目の避難訓練は、「別海消防署」の方々の協力を得て、スモークを焚いてもらったり、消火器噴射(中身は水)を行ったりとバリエーションが豊富な訓練になるのですが、昨年も今年も、コロナ禍のために消防署は対外的な活動(今年度は、管内で感染者が確認された場合、その翌日から2週間待機しなくてはならないそうです)を行うことができず、残念ながら自前で緊急放送を流しての訓練となりました。昨年度同様、北日本コンサルの方のご厚意で、「緊急放送用パネル」の使い方について事前のレクチャーを受け(会議でいなかった筆者の代わりに、公務補さんが説明を聞いてくれました)、無事に「緊急放送」は流れました。北日本コンサル担当者様、毎回ありがとうございます。
さて、今回の想定は「地震によってボイラー室から出火」という、地震と火事の2つが重なった状態での避難でした。出来るだけ生徒達に緊張感を持ってもらうため、時間割には載せず、朝の会での事前告知もせずに行いましたが、生徒達は落ち着いて且つ素早い避難行動がとれていたと思います。
「備えあれば憂いなし」…万が一は起こらないにこしたことはないですが、起こったとしても最適・最善の行動がとれようにしたいものですね。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年06月21日(月)
【上西春中】2年ぶりの地区中体連,先陣を切ったのは「陸上部」でした。 [◆部活動]
こんにちは、上西春別中学校です。コロナ禍に伴い、昨年度は中止となってしまった「地区中体連」が、2年ぶりに開催されます。
19日〜20日には、他の種目に先駆けて、まず陸上部が釧路で行われた「地区中体連陸上大会」に出場しました。2日間とも気温が低く、20日の決勝に至っては強い風雨にみまわれるなど、「ベスト・コンディション」には程遠い状況下でのレースとなりました。それでも部員たちは一生懸命に走り、3年生3人は全員が入賞、唯一の2年生部員も入賞を果たす等、素晴らしい結果を出してくれました。うち3年生1名は地区優勝を果たし、見事に「全道大会の出場権」を勝ち取っています。
寒い中、引率に審判にと頑張ってくれた顧問の先生方お疲れ様でした。入賞は出来なかったものの、精一杯のレースをした2人の1年生、ご苦労様でした。次は「新人戦」ですね!そして入賞という素晴らしい結果を残した2,3年生部員の皆さん、おめでとうございます!!
Posted by ブログ管理者 at 15時48分
【上西春中】定期テストのPDCA [◆学力向上]
こんにちは、上西春別中学校です。先週金曜日(1年生は水曜日)に学級活動(以下、学活)の時間を使った「テスト反省」が行われました。残念ながら、1年生の写真は撮れなかったので未掲載となりますが、2,3年生のテスト反省の様子はバッチリ撮影してきましたので紹介いたします。
おそらく中学校であれば、どこの学校でも「定期テストに関わる活動」として、「テストに向けた学習計画の立案」と「テスト後の反省」は行っていると思います。本校の場合は、「テスト実施日の2週間前」に学活の時間を使って、まず「2週間分の学習計画」を生徒たちに立ててもらいます。近年はこれに「メディアチェックシート」も一緒につけて、いつ・何を(どの教科を)・どのように勉強するのか…出来るだけ具体的で、実効性の高い計画となるように先生方もアドバイスをします。次にやることは、せっかく立てた計画を「絵に描いた餅」にしないための取組みです。これはどうやら学級毎に違いがあるようですが、それぞれ工夫しながらやってくれています。
そして定期テスト本番を終えた後、最後にくるのが今回紹介させていただく「テスト反省」というわけです。何事においてもそうですが、やりっぱなし・やらせっぱなしは上手く次に繋がりません。皆さんご存じかもしれませんが、タイトルにある「PDCA」というのは、『Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返すことによって、生産管理や品質管理などの管理業務を継続的に改善していく手法のこと』です。近年は学校現場でもよく使われますが、この「PDCA」、実はテストに関わる一連の取組みにもそのまま当てはまります。「テスト反省」は当然「Check(評価)」です。立てた計画通りに学習できたのか?メディア時間のセルフコントロールは上手くいったのか?計画は妥当なもの(学習時間や教科数等)であったのか?等々…テストの点数という結果に至るまでに、どういう過程を経てきたのかをきちんと振り返って「自主学習の改善(Action)」に繋げることが大事なのです。もっと言うと、“テスト反省の時間だよと言われたから、それっぽいことを言ってみました・書いてみました”という「テスト反省」は、殆ど意味をなさないということです。ですから、100点をとったならなぜ100点をとることができたのか?25点をとったならどうして75点分をとり損ねたのか?…良い結果でも悪い結果でも、何をどうしたらそうなったのかという「丁寧な過程の振り返り」を行うことを学校は大切にしています。
さて、生徒達は「次なるAction」や「Plan」に結びつく、有意義な「Check」を行えたでしょうか?是非とも聞いてみたいものです。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年06月18日(金)
【上西春中】バレーボール部の感謝の気持ち [◆部活動]
こんにちは、上西春別中学校です。16日のブログで「地区中体連壮行式」の様子をお伝えしましたが、その中でも触れていた通り、今年度バレーボール部のユニフォームが新調されました。実はこれは本校の「部活動助成基金」(一家庭につき、年間2000円頂いています)で補助をして作ったものです。ちょっと説明をいたしますと、昨年度まで「部活動助成基金」の使途は、「全道大会や全国大会の遠征費補助」に限定されていました。ただそれだと、全ての部が基金の恩恵にあずかれるわけではありません。全家庭から頂いているお金である以上、出来るだけ公平感があるべきなのです。そこで昨年度のPTA三役の皆さんと相談をして、部活動助成基金の中に「条件整備基金」を新設し、隔年で全ての部に「上限15万円」の支出を認めることにしたのです。
一番最初に「条件整備基金」が当たったのがバレー部で、このお金で新ユニフォームを作ったというわけです。15日の壮行式の後には、顧問の先生から「是非、生徒たちのお礼の言葉をブログか学校だよりに載せて欲しい。」との申し出がありました。そこで早速16日の部活前に、主将と副主将にお話を聞かせてもらいました。以下、インタビュー(?)の内容です。ご覧ください。
【質問1】ユニフォームを新調すると聞かされたとき、
どれぐらい嬉しかったですか?
●主将;「凄く。これまでのユニフォームは生地が厚くて重かったのです。新ユニフォームは薄手の生地でとて
も軽かったので、これでもっと頑張れるなと思いま
した。」
【質問2】新ユニフォームの特に気に入っているところは?
●主将;「新しいところです(笑)。」
●副主将;「色ですね。ブラジル代表みたいで(笑)。」
【質問3】新ユニフォームの部内での評判は?
●主将;「最初は襟はいらないなぁ(笑)と言っていたのですが、着てみたらカッコいいね!となりました。」
●副主将;「みんな第一声は“ブラジルだね!”と言って
ました(笑)。」
【質問4】中体連での目標は?チームとしてのものと、お二人の「一人の選手として」のものと両方聞かせてください。
●主将;「チームとしては、管内大会で優勝して全道へ行きたいです。少しでも長くこのチームでプレーがした
いので。」
●主将;「個人としては、3年間で学んできたことをもとに、今出せる全てを出して頑張りたいです。」
●副主将;「主将と似た感じになってしまいますが、今までやってきたことを出し切って、全力で楽しみたい
です。皆とは小学校から一緒なので、最後『このチームで頑張ってきて良かった!』と皆で喜びあえるようにしたいです。」
いかがでしたでしょうか?最後に主将が書いてきてくれた「上西春別中学校保護者の皆様への感謝の言葉」を、原文のまま掲載いたします。
『バレー部に新しいユニフォームをくださり、ありがとうございます!がんばりますので応援よろしくお願いします!/バレー部一同』
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年06月17日(木)
【上西春中】今年の2年生の総合テーマ学習は…「未来につなげ隊Project〜道東の自然〜」です。 [◆地域連携]
こんにちは、上西春別中学校です。行われたのは14日月曜日ですので少し間が空いてしまいましたが、この日の4校時目、2年生の「総合的な学習の時間」にゲスト・ティーチャーをお招きしたので紹介させてください。
ゲスト・ティチャーは地域在住の方で、筆者が本校に赴任した頃から色々な授業(植樹、酪農学習、社会科、行政相談出前授業等)で講師を務めてくださっていました。色々なことに造詣が深く、水彩画の腕前も一流です。実際、酪農学習や行政相談出前授業では、ご自身が描かれた「紙芝居」を持参して楽しいお話を聞かせてくださいました。
今回は、またしても「初めてのお願い」を引き受けていただくことになりました。お願いしたのは「昔と今の西春別駅前地区の自然環境の違い」についてお話をして欲しいということです。部分的に授業を覗かせていただきましたが、その時には「地域で見られる野鳥」について話されているところでした。2年生の生徒達は、「へぇー!」や「それ、見たことある!」等とにかく反応が良く、黙って話しを聞くだけではなくてちゃんと「参加」していました。ご多忙中にも関わらず、今回も素敵なお話を聞かせてくださったゲスト・ティチャー様、本当にありがとうございました。
実は本校の「総合的な学習の時間」は、大枠こそ決まっているものの、学年毎に担任の先生方の希望があれば、「新しい内容に差し替える」ことが可能です。コロナ禍で、例年行ってきたことの多くが出来なかった昨年度の苦い経験を踏まえ、今年の2年生担任は、ゼロベースで「新しい単元計画」を立ててくれました。テーマジャンルは「環境・自然」で、今回のような講話聴講や探究活動等を全23時間掛けて行っていきます。単元名はブログのタイトルにもあるように「未来につなげ隊Project〜道東の自然〜」です。今後も授業の様子は随時お伝えしていきますので、どうぞ皆さん楽しみにしていてください。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年06月16日(水)
【上西春中】エール 〜2年ぶりの中体連壮行式〜 [◆部活動]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日の放課後の話題になりますが、令和3年度中体連地区大会に参加する選手たちを激励する「壮行式」が催されました。野球部、卓球部、バレーボール部、陸上部といった常設の運動部の他、個人として「地区中体連剣道大会」に参加する2名を加えた総勢35名が、来る地区中体連にかける思いを語って(基本は代表して主将が、バレー部については3年生全員が話しました)くれました。
皆さんご存じの通り、昨年度は新型コロナウィルス感染症のため、中体連の夏季大会は全て中止になりました。最後の夏にかけていた北海道中の中学3年生(現高1)は、全員が言いようのない悔しさを感じたことと思います。本校の3年生も同様でした。競技によっては、時期をずらして代替大会を組んでくれたりもしましたが、やはり中体連は特別なのです。どの運動部にとっても「その年の大目標」なのです。仕方のないこととはいえ、次々と引退していく運動部の3年生たちの表情はどこか寂しげでした。
そして今年です。緊急事態宣言が発出されたことで、一旦部活動が止まり、練習試合も行えない等の不自由さはありましたが、早々に大会の中止が決まってしまった昨年度と比べると、ちゃんと地区大会が行われる分、今年の部員たちはまだ幸せなのかもしれません。あとは各部とも大会までに残された時間を精一杯使って練習に励むだけです。
当日は「無観客での開催」ですので、残念ながら何一つ応援には行けませんが、他の生徒や職員、保護者の皆さんとともに各部の勝利を願っています。みんな頑張れ!!
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
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