〒088-2564北海道野付郡別海町西春別駅前西町270番地1 0153-77-2374 Fax0153-77-3246 R3.4.6生徒数78名

上西春別中学校 [北海道別海町]

2021年07月20日(火)

【上西春中】いざ、全道の舞台へ!〜吹奏楽地区コンクール,陸上・剣道全道大会の壮行式が行われました〜 [◆部活動]

 こんにちは、上西春別中学校です。昨日の帰りの会終了後、全校集会が開かれました。中身は「地区中体連の表彰」と「全道大会出場を決めた陸上部と剣道部の選手の壮行式」、そして、24日土曜日に「釧路地区吹奏楽コンクール」の本番を迎える「吹奏楽部の壮行式」でした。
 最初に地区中体連の表彰が行われました。次にそのまま壇上にとどまった「陸上部3年生部員」と「剣道部3年生部員」と「剣道部2年生部員」から、全道大会に向けて決意表明がありました。そして2年ぶりの地区コンクールに挑む吹奏楽部からは、決意表明の他『小人の森』というコンクールで演奏する曲の発表もありました。ちなみに2年ぶりのコンクール…と書きましたが、今回出場する部員の中で地区コンクールの経験がある生徒は1人もおりません。本校吹奏楽部としては2年ぶりですが、実際のところ、部員たちは全員が初出場だということです。勝敗という形ですぐに結果がわかる運動部の大会と違って、吹奏楽部が出場する地区コンクールは、全出場校の演奏が終わってからじゃないと結果が出ません。審査結果を待つ間のドキドキは、吹奏楽ならではのものと言えるでしょう。ただ、例年ですと他の学校の演奏も聴けるのですが、今年度はコロナ禍の最中のコンクールということもあり、自校の演奏が終わったら即撤収です。結果は顧問の先生を通じて聞くことになるそうで、ちょっぴり残念な気もしますね。
 いずれにせよ、厳しい練習の全ては24日の「地区コンクール」のためにあったわけです。部員の皆さんにはベストな演奏が披露できるように、ギリギリまで頑張って欲しいですね。

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地区中体連の表彰後、フロアに向き直って祝福の拍手を受けました。(手前から女子卓球部、バレーボール部、剣道男子個人・女子個人、陸上部の順番です)

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陸上部3年生男子です。「800M」と「1500M」の2種目で、全道標準記録を見事突破!颯爽と帯広に乗り込みます。

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剣道部3年生男子です。個人戦で見事に優勝!根室管内最強の剣士として釧路に乗り込みます。


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地区大会初出場にして4位に入賞!見事に全道大会への切符を手にした剣道部の2年生女子です。

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校長先生からは、「努力で勝ち得た権利と、周囲の支えと自分たちに敗れて涙を飲んだライバル達に対して頑張る義務があるということを自覚して精一杯戦って来て欲しい」というような激励の言葉がありました。


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『小人の森』というファンタジックな曲名からは想像できない、勇壮な雰囲気の曲でした。(格好良かった!)

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筆者が見ていた反対側にはクラリネット等が。

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皆さんいつも凛々しいですが、この日は2割増しぐらいで凛々しかった!


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これで全パート写ったかな…?

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全校生徒を代表して、中央委員会の3年生が激励の言葉を送りました。


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卒業アルバム用の写真撮影の続きです。これは「中央委員会」の皆さん。

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これは「吹奏楽部」の皆さんです。音楽室で撮影したようです。(写真は3枚ありましたが、3人の顧問のうち1人は、3枚全てで見切れていました…泣)

 そして全道大会に出場する「陸上部」、「剣道部」の皆さん、全道大会ということは「より強い相手」と巡り合うことになります。おそらく、これまで以上に厳しい試合、レースになると思いますが、大会までの残り日数でしっかりとコンディションを仕上げ、全道大会という大舞台で「ベスト・パフォーマンス」を発揮してくださいね!

Posted by ブログ管理者 at 07時30分

2021年07月19日(月)

【上西春中】学力向上は「授業づくり」から(2)〜授業交流週間〜 [◆学力向上]

 こんにちは、上西春別中学校です。先週は15日の校内研究授業(以下、校内研)に16日の「授業交流週間」と、授業作りの研修が立て続けに行われた週でした。このうち、15日の校内研につきましては既にブログに掲載済みですので、今日は16日の「授業交流週間」で公開された2本の授業について紹介いたします。
 最初の授業は、3校時目の特別支援学級「社会科」でした。扱っていた分野は「地理」で、『等高線』(地形図に描かれている“高さの等しい地点を結んだ線”のこと)の学習をしていました。この日は、「山を真ん中で切ったら、断面の形はどうなっているか」を考える活動が中心でした。これはかなり高度な念頭操作(頭の中に対象とする事柄のイメージを思い描いて、内面的に思考すること/本当は算数用語です)を必要とするので、最初は正直どうかな?と思ったのですが、担当の先生はちゃんとサポートアイテムを用意していました。登場したのは色分けされたブロックでした。これを操作しながら「山の断面の形」を確かめたのですが、サポートアイテムを使って「実際に目で見て確かめられる工夫」をしたのは凄く良かったと思います。ただ、「ブロック」と「平面図の山」がどう結び付いているのかは、この授業の時点では生徒達にストンと落ちていなかったかもしれません。そういった諸々の課題をクリアできれば、特別支援教育における「教科指導」の一つのモデルケースになり得る授業だと感じました。

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筆者も一般教諭時代は苦労したところです(笑)。

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山の切断面に沿って、高さの異なるブロックを並べていきます。


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授業者は反省しきりでしたが、参観した側としては「見終わった後に語りたくなる」…大変面白くて挑戦的な授業だったと思います。

 続いて公開されたのは、5校時目の3年「数学」でした。数学に関しては、これまでにも何度も授業の様子を紹介してきましたが、今回の授業もなかなかに挑戦的な内容だったと思います。本時のねらいは「具体的な課題を解決することを通して、2次方程式の必要性を理解することができる」でした。そのための問題として「24メートルのロープで長方形を作るとき、34平方メートルの長方形は作れるか?」が提示され、そこから「縦の長さを求める方程式はどうなるか?」という課題へと繋げていました。二展開のクラスのどちらも既習事項を活用(1次方程式,連立方程式)して立式をし、解を求めようとしていました。「本時のねらい」に向かっていくようによく考えられた授業だったと思います。ただ、授業を見ての筆者の率直な感想は「難しいなぁ…」だったので、ひょっとするとついていけずに置いていかれた生徒もいたかもしれません。習熟度別学習ですから、「高度な問題・課題」に直面して「燃える生徒」もいれば、「萎える生徒」も間違いなくいます。そのどちらにもアプローチする方法を考えるのは簡単なことではありませんが、うちの数学担当者たちは、授業作りにおいて高いアベレージを誇る優秀な教師です。きっと上手いことやってくれることでしょう!
 学期末の忙しい最中、授業を公開してくださった4人の先生方、本当にお疲れ様でした。

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こちらは3年生教室です。

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これも3年生教室の様子。


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紙テープを使って実際に「長方形」を作ったりもしたようです。

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こちらは特別活動室です。生徒達は熱心に問いに向かっています。

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先生の説明を真剣な眼差しで聞いています。

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この日は方程式の中に「Xの2乗」が出てきたところで終わりました。1人の女子生徒が口にした「先生、答えが知りたいです!」…いいですね!!


Posted by ブログ管理者 at 10時07分

2021年07月16日(金)

【上西春中】学力向上は「授業づくり」から〜校内研究授業第一弾〜 [◆学力向上]

 こんにちは、上西春別中学校です。昨日の話題になりますが、校内研究授業(以下、校内研)の第一弾が行われましたので紹介させてください。
 研究授業は全部で3つ。4校時目の「1年生:理科」、5校時目の「2年生:英語」、「特別支援学級:自立活動」が公開され、先生方が入れ代わり立ち代わり(自習体制を組んだので、時々教室の様子を見に行く先生がいたので)参観をしました。また今回の校内研は、メンター研修も兼ねていたので本校職員に加え、助言者として野付中学校英語教師のO教諭、別海町教育委員会のK指導参事のお二方にもお越しいただきました。

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4校時目の「1年生:理科」です。実験を行いました。

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実験器具をじっと見ています。

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話し合い活動をしているところです。


 最初の公開となった1年生の理科は、既習事項である「水の状態変化」をもとに、実験によって起こる現象を、科学的な根拠をもって説明をするという授業でした。既習事項と比較するための現象を見逃した(あるいは気付けなかった)生徒が多かったため、教科担任の先生は苦労していましたが、凄く熱心にビーカーと試験管の観察をし、意見を発表する生徒の姿も複数見られました。

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5校時目の「2年生:英語」は、教科担任が初任段階5年目ということもあり、メンター研修も兼ねていました。

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ペアワーク(意見交流)は2回設けられていました。

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ただし、この日のメインの活動は「書くこと」でした。頑張って皆書いています!


 午後の部は同時進行で、2年生の英語と特別支援学級の自立活動が公開されました。同時だったため、先生方も忙しく廊下を行き来しながら両方の授業を参観しました。2年生の英語の教材は、小学校の国語でもお馴染みの「ごんぎつね」でした。あまりにメジャーすぎるお話しなので、教科担任の先生も、国語寄りになりすぎないよう苦労しながら授業を作っていました。そのかいあって、最後の「書く活動」でしっかりした英文を沢山書けていたことには、助言者のO先生も感心されたようです。

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生徒曰く「教室内にカメラがあることで緊張した」らしいです(笑)。

 そして特別支援学級の自立活動は、農園に設置する立て看板に「文字を書く」という活動をしていました。黒板に作業内容と所要時間が板書される等、生徒達が見通しを持って作業が出来るような工夫が盛り込まれた授業でした。
 今回の校内研では、成果と課題の両方が見えましたが、本校職員一同、引き続き「学習者の視点」に立って「わかった、できた」が実感できる授業作りに邁進していきたいと思います。
 ご多忙中にも関わらず、参観・ご助言をいただいた野付中学校O教諭、別海町教育委員会指導参事K様、誠にありがとうございました。

Posted by ブログ管理者 at 08時54分

2021年07月15日(木)

【上西春中】野付中学校の先生が「技術」と「家庭科」の授業を見にいらっしゃいました。

 こんにちは、上西春別中学校です。昨日の話題になりますが、野付中学校の先生が「技術」と「家庭科」の授業を参観するために来校されました。
 いらしたのは「新採用教諭」…すなわち令和3年度に晴れて「教師」になられた先生です。一般企業に「新入社員研修」があるのと同じく、私たち教師の世界にも「初任段階研修」という制度があります。現在は初任段階という言葉からもわかるように、新採用者だけではなく「初任段階2年目」「3年目」「4年目」「5年目」と、経験年数に合わせて五段階の研修が行われるようになっていて、採用されたらもれなく全員が受けなければなりません。一方これとは別に、任意研修と呼ばれる研修もあります。これは文字通り「任意参加」の研修で、学校に送られてくる「研修会の案内」等を見て、自ら希望して参加するというものです。では、今回の視察研修はどちらなのかと言いますと…実はそのどちらでもないのです。視察にいらした先生が自ら「技術と家庭科の授業を実際に参観して、先輩教師に色々なことを直接訊いてみたい!」と希望し、実現に至った研修なのです。言うなれば「希望研修」ですね。
 授業を公開してくれた本校教諭は2人です。1人目の技術科担当は、4校を兼務して技術の授業を行う「技術のスペシャリスト」です。今日の授業は2年生でした。プログラミングをして、命令通りに車を動かすという授業をやっていました。自分自身の中学生時代と比較すると、同じ技術の授業でもここまで違うのかと驚きました。
 2人目の家庭科担当は本校の研修部長です。学年は1年生で、今日は「エコバック作り」に至る前段階として、「ミシンを使って、真っ直ぐ縫えるようになる」ための授業をしていました。彼女はあらゆることに「明確な意図を持って」授業をやる人で、以前も同じ題材を扱った授業を見ましたが、また進歩していて流石だなと感心しました。

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最初は「金属加工」の予定だったのですが、少し時期がズレたようです。37年前の中2(笑)にとっては、驚くことだらけの授業でした。

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車の動きをプログラミングしていきます。

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これが「プログラム通りに動く車」です。


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白Yシャツの男性が本校の技術教師です。

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この女性教諭が野付中学校からいらした先生です。


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家庭科の授業はお昼をまたいだ5校時目に行われました。

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まずはミシン針に糸を通さない状態で、紙に引かれた「線」を真っ直ぐに縫っていきます。

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男子も女子も真剣です!


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消さずに残した「板書」も確認しながら、この日の授業を振り返りました。白い服の家庭科教師はご存じ「優しい鬼コーチ」です(笑)。

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相当盛り上がったようで、予定の時間をオーバーしてもなかなか職員室に戻ってきませんでした(笑)。


 研修日程を全て終えた後、この先生に「今日はどうでしたか?」と訊いてみました。返ってきた答えは「凄く勉強になりました!ありがとうございました!!」でした。筆者の主観になってしまいますが、嘘偽りなく本当にそう感じてくれたのだろうなと思える清々しい答えでした。
 今回のは「希望研修である」と先程書きましたが、それが大人であろうと子どもであろうと、何事も「やらされる」よりは自ら進んで「やる」方が身に付くものですよね。片道1時間近くかかる野付中学校から、自分の意思で研修をしにきたS先生の姿からは、「主体的に学ぼうとする意欲」が満ち溢れているように見えました。こういう姿勢で自己研鑽を積んでいけば、間違いなく素晴らしい教師になると思います。S先生、今後も頑張ってくださいね!ご来校ありがとうございました。
 そして、授業を公開してくれたN先生、H先生、お忙しい中快く講師を引き受けてくださりありがとうございました。

Posted by ブログ管理者 at 07時30分

2021年07月14日(水)

【上西春中】自学の習慣化に向けた新たな取り組み [◆学力向上]

 こんにちは、上西春別中学校です。体育祭が終わり、今学期の登校日も残すところあと6日となりました。行事用の特別時間割ではなくなったので、昨日からまた、従来通りの「6コマ全てが教科の授業」という時間割に戻っています。あと6日間、学び残しのないように頑張れるといいですね。
 さて、今日ご紹介いたしますのは、教務部の先生方の提案で今年度から新たに導入されることになった、『自主学習用フリーペーパーBOX』というものです。まず現物を写真でご確認ください。

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多目的ホールの「自主学習コーナー」に置かれています。

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各学年ごとに縦列が割り振られ、ご覧の通り各教科3つずつ、引き出しが割り当てられています。(5教科×3で15段になります)

 プリントが入るのはこれからのようですが、このBOXが置かれている多目的ホールは共有スペースですので、生徒達はいつでも好きな時に引き出しを開けて、欲しい教科のプリントを持っていくことができるというわけです。
 本校ではこれまでも、「自主学習の習慣化を促す取り組み」として、『家庭学習の見える化』(全校家庭学習調べ)や『神ノート』(優れたノートコピーの掲示)等を行ってきました。今回新たに加わった『自主学習用フリーペーパーBOX』は、「どんな勉強をしたらいいのかわからない」という生徒、「副教材として購入したワーク以外にもプリントを使った学習がしたい」という生徒等々のニーズに応える形で導入されたものです。
 ただ、生徒達に押さえておいてもらいたいのは、基本的にワーク(問題集)やプリントを使った学習というのはアウトプット(出力)の学習なんだよということです。ですから、ワークやプリントに取り組む前にインプット(入力/知識として覚える、解き方や意味を理解する等)の学習を行わないと、実はあまり効果的ではありません。アウトプットの学習とは「確認」です。もう少し具体的に言うと、勉強したことが本当に知識として頭に入っているのか、理解できているのかを「ワーク」や「プリント」を解くことで「頭の中から取り出して/出力」確認するということです。いわば「練習試合」のようなもの(各種テストが本番の試合です)ですね。部活動でもそうですが、地道な練習をすっ飛ばして「いきなり練習試合」はあり得ませんよね?
 生徒達がそこのところを正しく理解して上手にBOXを活用してくれると、「より効果的な自主学習」が出来るのではないでしょうか。
 これからこの『自主学習用フリーペーパーBOX』が、どれぐらい・どのように使われていくことになるのか…ワクワクしながら見守りたいと思います。

Posted by ブログ管理者 at 08時54分

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