2021年11月12日(金)
【上西春中】遅ればせながら…「任命式」を行いました。 [◆生徒会活動]
こんにちは、上西春別中学校です。今週月曜日の話題なので少々時間が経っているのですが、大事なことなので「任命式」について紹介させてください。
数年前から本校の「任命式」では、前期で退任する「各実行委員会の委員長」と「中央委員」が挨拶をするようになっています。今回の「任命式」でも、冒頭5人の実行委員長と中央委員から、それぞれ半年(実行委員会は半年任期)と1年間(中央委員は昨年後期からなので、半年+半年で1年任期になります)の活動を振り返った話しがありました。話しの内容はそれぞれ異なっていましたが、どの生徒も一様に口にしていたのは、「周囲の支えがあったから、自分はここまでやってこれた」ということです。そう思えたということは、今回退任した「実行委員長」と「中央委員」たちは、それぞれ良いリーダーだったということなのでしょう。
退任挨拶が終わると、いよいよ「任命式」本編のスタートです。呼名は現中央委員会の生徒が担当し、まずは「実行委員」が名前を呼ばれました。代表して委員長が登壇すると、校長先生から直接任命証を手渡されました。実行委員の任命が済むと次は「学級役員」です。こちらも呼名と返事・起立は全員でしたが、任命証は学級委員長が代表して受け取りました。
「任命証」の授与が終わって校長先生のお話しがあったのですが、「言われたことを着実にこなすのは勿論素晴らしいが、それだけにとどまらず、自ら考え、行動する生徒会になってほしい」という期待(その時に例として、ブログでも紹介した“復活した朝の挨拶運動が、退任した中央委員の生徒たちの発案だったこと”があげられていました)を強調してらしたのがとても印象に残りました。
“おもしろき こともなき世を おもしろく”…幕末に実在した「高杉晋作」という人が詠んだとされる短歌(短歌だと、7文字、7文字の下の句がつくので、これは上の句だけです。当然続きはありますが、後ろに続く下の句は、高杉本人が詠んだものではないそうなので割愛します)です。意味の解釈は諸説あるようですが、この歌の「世」をそのまま「学校」に置き換えると、校長先生がお話しされていたことの意味が少し見えてきます。
学校の主役は「生徒」です。「おもしろき こともなき学校を おもしろく」(字あまり)…私達としては、「学校は面白い」と感じてもらいたいですが、もしも「面白くない」、「つまらない」と感じるようなことがあったなら、他の誰かではく、「自分」が「自分達が」という気持ちを全校生徒が持ってくれることを先生方は期待しています。頑張れ、新生徒会!
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年11月11日(木)
【上西春中】2年生が「職業体験学習」を行いました! [◆地域連携]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日の話題になりますが、2年生が総合的な学習の時間の一環として、「職業体験学習」を実施しましたので紹介させてください。
すでに何度も触れていることではありますが、昨年度はコロナ禍で、例年行っていた活動の殆どが中止となってしまいました。本校の「キャリア教育」も例外ではなく、1年生の「職場訪問学習」、2年生の「職場体験学習」、3年生の「上級学校訪問」の全てが実施できませんでした。これらの体験学習は、「キャリア教育」の中でも目玉的な活動で、毎年生徒たちも楽しみにしています。苦渋の決断ではありましたが、昨年度の状況では各事業所や学校に受け入れをお願いするわけにもいかず、中止と判断したのでした。
今年の「職業体験学習」は、感染状況がどう変化していくか読み切れない中、「何とか2年生に体験的な活動を」と担任の先生が一生懸命考えた末に生み出されました。その結果、従来の「各職場にうかがう形で行う」職場体験ではなく、「色々な職種の方々に学校に来ていただく形で行う」職業体験に変わったのです。
協力をお願いしたのは、「道東クリエイト」(清掃)、「上西春別保育園」(幼児保育)、「陸上自衛隊別海駐屯地」(特別職国家公務員)、「ハートフラワー・チャーリー」(花木販売、バルーンアート)という4つの職場でした。2コマ100分で、全ての生徒が4業種の「職業体験」をするということで、各職場の皆様には「25分の体験メニュー」を用意していただきました。生徒たちは講堂内に設けられた各職場のブースを回って、順番に「職業体験」をしていくという内容になりました。
【道東クリエイト】(清掃)
【上西春別保育園】(幼児保育)
【陸上自衛隊別海駐屯地】(特別職国家公務員)
【ハートフラワー・チャーリー】(花木販売、バルーンアート)
私も少しだけ授業の様子を覗きに行きましたが、みんなとても熱心に取り組んでいました。講師の皆さんがお帰りになられた後、担任の先生が「とても楽しかったです。1ブース25分じゃ足りないぐらい。」と笑顔で教えてくれました。
こういう状況下で、「何がやれるか、どんな学びが生み出せるか」を考えた末に行った「職業体験学習」は、どうやら生徒にとっても教師にとっても「有意義な学びの機会」になったようです。
平日、本来のお仕事の合間をぬってご協力いただいた「道東クリエイト」K様、「上西春別保育園長」I様、「陸上自衛隊別海駐屯地」の皆様、「ハートフラワー・チャーリー」代表S様、誠にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年11月10日(水)
【上西春中】持続可能な社会の実現を目指して〜全校SDGs講座〜 [◆学校生活のようす]
こんにちは、上西春別中学校です。今日ご紹介いたしますのは、昨日の5〜6校時目に掛けて行われた「全校SDGs講座」の様子です。
今や何かと話題の「SDGs」ですが、実は今回全校生徒を対象とした講座を実施するにあたって、講師の先生をお招きして一度職員で研修を行いました。この日生徒達が体験した「SDGsゲーム」を職員も実際にやってみたのです。それを経ての昨日の講座でした。私は残念ながら別な研修が入っており、全く講座を見ることはできなかったのですが、写真を見る限りでは大いに盛り上がったようです。一度生徒と同じことを体験したおかげで、何となく中身もわかりますので「見てきたかのように」書いてみたいと思います。
最初は座学からスタートしました。「なぜ、今SDGsなのか?」、「SDGsとは何か?」といったことを、パワーポイントを見ながら学んでいきました。体験活動(SDGsゲーム)は楽しいですが、学習意義の確認がなければただのイベントになってしまいます。2コマでトータル100分間の濃密な時間を、「確かな学びの時間」にするためにはこの座学が絶対に欠かせないのですね。
更に言うなら、座学と「SDGsゲーム」がセットになって、初めて「SDGsの意義」が腑に落ちるようになっているのだということです。(実際に受けてみて、私はそのように感じました)
続いていよいよ「SDGsカードゲーム」に挑戦します。詳しい説明は長くなるので省きますが、物凄く簡単に説明すると、(1)いくつかのグループを作ります。(2)各自に配られたゴールカードに書かれている「ゴール条件」を達成し、ゴールを目指します。(3)ゴール条件を達成するために、これまた各自に配られた数種類のカードを上手く使って「プロジェクトを実施」します。プロジェクトをやることで得られる様々なカード(時間、お金、緑の意思など)が必要数集まればゴールとなります。…とこんな感じになりますが、実は物凄く深みのある(終わってからファシリテーターによる解説があり、それを聞いて「なるほど!」となります)ゲームになっていますので、詳しくは是非お子さんに語ってもらってください。
遠路はるばる来校し、講師を務めてくださった「ワークショップデザインdescribe with」代表T様、誠にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 12時15分
2021年11月09日(火)
【上西春中】先週から今週にかけて、色々な活動がありましたのでまとめてご紹介! [◆学校生活のようす]
こんにちは、上西春別中学校です。タイトルにある通り、先週から昨日までの数日間で、外部講師の方が来校したり、施設見学に出掛ける学年がいたりと色々なことがあったので、まとめて一気に紹介させてください。
【3年生 租税教室】
最初は5日金曜日に行われた、3年生社会科の「租税教室」です。これはそれこそ毎年行っている授業なのですが、講師を務めてくださる方はその年によって異なります。(勿論、内容も異なります。年によっては、1億円のレプリカが登場することも!)今年度は釧路の税理士事務所からいらした「税理士」さんによる授業でした。私は参観できなかったのですが、校長先生はご覧になったそうで、「いや〜、面白かったよ。良い授業だった!」とおっしゃっていました。見逃してしまい残念なことをしました。
【1年生 バイオガスプラント見学】
次にご紹介いたしますのは、昨日月曜日に行われた「1年生の総合的な学習の時間/環境学習」の一環である「バイオガスプラント」の見学です。4日木曜日には、雨が降りしきる中「ごみ処理場」を訪問しましたが、あれから間をおかずに2度目の施設見学となりました。今回お邪魔した「バイオガスプラント」は、地元企業である「角川建設」さんが経営しており、「循環型農業」を実現させるためには欠かせない施設です。仕組みはというと、まず牛馬の糞尿から「メタンガス」を取り出し、それを燃やして蒸気を発生させます。その蒸気で発電機のタービンを回して電気を作り出すようになっています。しかも、メタンガスを取り出す過程で、糞尿はほぼ無臭の「液肥」と「敷材」になるのだそうです。凄いですね。
これも同行はしていないので、「まとめたもの」を発表する時に「どんな学びがあったのか」を確認したいと思います。
【3年生 『生』の学習】
最後にご紹介いたしますのは、昨日の5校時目に行われた「3年生の『生』の学習」です。これも毎年恒例の授業で、1〜3年生まで「各学年の発達段階に応じた」内容が組まれています。3年生は「性感染症と望まない妊娠」について勉強をしていました。知識としての座学も勿論大事なのですが、見るたびによく考えられているなと感心してしまうのが、「紙コップの水」を使った実験です。どのようにして性感染症が広がっていくかが目で見てわかるようになっており、この「生の学習」をしっかりとした実感を伴う学びにしてくれています。
それぞれの授業で講師を務めてくださった、M税理士様、別海町役場農政課T様、角川建設職員の皆様、別海町母子健康センターR助産師様、誠にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年11月08日(月)
【上西春中】第49回別海町立上西春別中学校吹奏楽部定期演奏会 [◆部活動]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日11月7日の日曜日に、本校吹奏楽部にとって49回目となる「定期演奏会」が開催されました。
一昨年までは、西公民館で行われる「地域芸能発表」と同日開催でした。地域の個人・団体の発表が午前中に終了(文化祭太鼓部門の生徒たちも出演していました)してから、「午後の部」として本校吹奏楽部の「定期演奏会」が催されていたのです。しかしながら、コロナ禍によって2年連続で「地域芸能発表」は中止となり、残念ながら西公民館を使用することはできませんでした。そこで昨年・今年と直近2年については、本校「講堂」を会場に「定期演奏会」を行っているのです。
現在、根室管内の感染状況はだいぶ落ち着いてはいますが、警戒レベルに応じて引き続き感染予防策はとらねばなりません。「定期演奏会」についても例外ではなく、観覧人数に制限を設けての実施となりました。
招待も含めて、一般客の来場については今年度も無しとし、近親者と本校生徒・職員のみの演奏会としました。勿論、入口での検温・手指消毒、入口は講堂玄関一箇所で動線を制限…等の感染対策もきちんと行いました。座席は1.5m間隔をとって並べたので、ソーシャルディスタンスもバッチリで、換気のため講堂の出入口は2カ所とも開放した状態でした。
10時半の開演時間が近づくと、どんどん観客が来場しました。大勢の方がいらしたので、名簿への記名、検温、消毒を徹底するため、開演時間を5分程度遅らせねばならないほどでした。定刻より5分遅れでスタートした「第49回定期演奏会」は、添付したプログラムをご覧いただければわかる通り、「ワシントン・ポスト」で幕を開け、「銀河鉄道999」まで全5曲で本編を終えました。各曲には、クラリネットやフルート、トランペットのソロが挿入されたり、歩きながらの演奏が見られたりと、文化祭で披露した楽曲にも一工夫施されて観客の目と耳を楽しませてくれました。最後の曲が終わった後には、自然発生的にアンコールを促す手拍子が沸き起こり、アンコール曲「SING,SING,SING」が迫力の演奏で披露されました。コロナ禍によって十分な練習時間はとれなかった(コロナ禍の前の定演では、もう少し曲数が多かった)かもしれませんが、アンコール終了後の万雷の拍手が、演奏を聴きに来てくださった大勢のお客様の満足度を示していたと思います。素晴らしい定期演奏会でした。文化祭から切れ目なく指導にあたっていただいた顧問の先生方、部員の皆さん、素敵な演奏をありがとう!本当にお疲れ様でした!!
そして今回の定期演奏会の開催にあたり、ご協力いただいた全ての方々(上西春別中学校吹奏楽部後援会の皆様、前後援会長様、中標津町吹奏楽団様、吹奏楽部OBのSくん、西公民館職員様)に感謝申し上げます。誠にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
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