2021年11月17日(水)
【上西春中】1年生3名が「税の標語」で入賞しました!
こんにちは、上西春別中学校です。一昨日の話題になってしまうのですが、本校生徒が3名も表彰を受けたので紹介させてください。
表彰されたのは、1年生女子3名でした。内容はタイトルにもある通り「税の標語」です。毎年、社会科の先生から呼び掛けをしてもらって、その年の1年生全員で取り組んでいるものです。今年も1年生が考えた「税の標語」を、「税に関する作品」(今回の標語だけではなく、『税の作文』等も含みます)募集に応募しました。その結果、この3名の生徒の作品が賞をいただいたのです。
【根室間税会会長賞】 1年生 Iさん
『納めて支える消費税 みんなのために くらしのために」
【北海道間税会連合会会長賞】1年生 Hさん
『税金は みんなのために 自分のために』
【北海度間税会連合会会長賞】1年生 Hさん
『考えよう 税のある 生活を』
いかがでしょうか?3名の作品は、この表彰式で初めて目にしたのですが、どれも素晴らしい作品で感心してしまいました。手前味噌ですが、優秀な1年生ですよね!
わざわざ表彰のために来校してくださった、公益社団法人「根室地方法人会」の皆様、誠にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年11月16日(火)
【上西春中】2年生家庭科「消費者協会出前授業」 [・2年生]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日の話題になりますが、2年生の家庭科で外部講師をお招きして授業を行いましたのでご紹介いたします。
講師を引き受けてくださったのは、「釧路消費者協会」の会長さんと事務局長さんでした。私は授業の途中で家庭科室にお邪魔したのですが、丁度「コチニール色素」と「ラック色素」という『着色料』についてのお話しをされているところでした。ご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、この2つは両方とも「虫」から取り出す色素です。ちなみに私も、20年近く前に札幌に研修に行った折に、実際に「色だし」を体験しています。私が扱ったのは「ラック色素」の方で、ぬるま湯があまりにも鮮やかな色に染まったので驚いた覚えがあります。
生徒たちは、器具を使って「着色料で糸を染める」実験を行っていました。最後までは見ていませんが、コチニール色素の色が酢酸でパッと変わる様子を目の当たりにして、思わず声を上げるぐらい反応の良い2年生です。きっと最後まで真剣に取り組んで学びを深めたことでしょう。
近年は消費者側の健康志向も高まってきて、「オーガニック」だの「ジビエ」だのという言葉をよく聞くようになってきました。そこまではこだわらなくとも、消費者として「何を選び・使うか」という意識は、高い方が絶対に良いはずです。今回の出前授業が「かしこい消費者」への第一歩になればいいですね。
講師を務めてくださった「釧路消費者協会」会長H様、事務局長T様、貴重なお話しをありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年11月15日(月)
【上西春中】地域の伝統芸能を学ぶ〜音楽「和太鼓の授業」〜 [◆地域連携]
こんにちは、上西春別中学校です。先週の話題になりますが、11日と12日の2日間に亘って「和太鼓の授業」が行われましたので、その時の様子を紹介させてください。
講師を務めてくださったのは、文化祭でも大変お世話になった「知床流本別酪農太鼓保存会」の皆様です。例年ですと、スクールバスで本別会館まで移動をし、そこでみっちりと太鼓指導を受けるのですが、今年は本校「講堂」が授業会場となりました。
まず、1日目となる11日は「2年生」の授業でした。この日は終了直前にチラッとしか参観できなかった(太鼓は叩き終わって、整列するところでした…)ので、音楽の先生に授業中の2年生の様子を訊きました。音楽の先生曰く「2年生は飲み込みの早い子が多くて、短時間でみるみるうちに上達していき驚きました。」とのことでした。
【11月11日木曜日/2年生の和太鼓の授業から】
そして2日目となる12日は午後からで、「3年生」の音楽の授業として行われました。私は5校時目の途中で様子を見に講堂に行きましたが、ちょうど入口側のグループの子たちが叩いているところでした。講堂の中央で全体の様子を見てらした、保存会の会長さんにお話しを伺うと「文化祭の時は異学年での演奏なので、やはりお互いに遠慮がちですが、同学年だと変に気を使わなくていい分、のびのびと叩けるみたいですね。」とおっしゃられていました。一通り、指導をしていただいた後、最後に講師の皆さんによる「模範演奏」が行われました。初めての子も交えての演奏とは思えぬほど、3年生も上手でしたが、流石に講師の皆さんは次元が違っていました。演奏技術は勿論ですが、たった3人で叩いているとは思えないほど…もう出音の迫力からして段違いでした。
【11月12日金曜日/3年生の和太鼓の授業から】
授業後、駐車場で講師の方々と少し立ち話をしたのですが、「知床流本別酪農太鼓」の楽曲は、昔の形のまま殆どアレンジを変えていないそうです。理由をお訊きすると、「中学校の文化祭での太鼓演奏のためです。」との答えが返ってきました。ようは生徒たちが覚えやすいように複雑なリズムにはせず、連続で太鼓部門に入る子たちが「教え役」に回れるように、より演奏の練度を上げていけるように…ということなのでしょうね。ありがたいことです。
平日、お仕事の合間をぬってご指導いただいた「知床流本別酪農太鼓保存会」の皆様、また来年もよろしくお願いします。文化祭からここまで、本当にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年11月12日(金)
【上西春中】遅ればせながら…「任命式」を行いました。 [◆生徒会活動]
こんにちは、上西春別中学校です。今週月曜日の話題なので少々時間が経っているのですが、大事なことなので「任命式」について紹介させてください。
数年前から本校の「任命式」では、前期で退任する「各実行委員会の委員長」と「中央委員」が挨拶をするようになっています。今回の「任命式」でも、冒頭5人の実行委員長と中央委員から、それぞれ半年(実行委員会は半年任期)と1年間(中央委員は昨年後期からなので、半年+半年で1年任期になります)の活動を振り返った話しがありました。話しの内容はそれぞれ異なっていましたが、どの生徒も一様に口にしていたのは、「周囲の支えがあったから、自分はここまでやってこれた」ということです。そう思えたということは、今回退任した「実行委員長」と「中央委員」たちは、それぞれ良いリーダーだったということなのでしょう。
退任挨拶が終わると、いよいよ「任命式」本編のスタートです。呼名は現中央委員会の生徒が担当し、まずは「実行委員」が名前を呼ばれました。代表して委員長が登壇すると、校長先生から直接任命証を手渡されました。実行委員の任命が済むと次は「学級役員」です。こちらも呼名と返事・起立は全員でしたが、任命証は学級委員長が代表して受け取りました。
「任命証」の授与が終わって校長先生のお話しがあったのですが、「言われたことを着実にこなすのは勿論素晴らしいが、それだけにとどまらず、自ら考え、行動する生徒会になってほしい」という期待(その時に例として、ブログでも紹介した“復活した朝の挨拶運動が、退任した中央委員の生徒たちの発案だったこと”があげられていました)を強調してらしたのがとても印象に残りました。
“おもしろき こともなき世を おもしろく”…幕末に実在した「高杉晋作」という人が詠んだとされる短歌(短歌だと、7文字、7文字の下の句がつくので、これは上の句だけです。当然続きはありますが、後ろに続く下の句は、高杉本人が詠んだものではないそうなので割愛します)です。意味の解釈は諸説あるようですが、この歌の「世」をそのまま「学校」に置き換えると、校長先生がお話しされていたことの意味が少し見えてきます。
学校の主役は「生徒」です。「おもしろき こともなき学校を おもしろく」(字あまり)…私達としては、「学校は面白い」と感じてもらいたいですが、もしも「面白くない」、「つまらない」と感じるようなことがあったなら、他の誰かではく、「自分」が「自分達が」という気持ちを全校生徒が持ってくれることを先生方は期待しています。頑張れ、新生徒会!
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
2021年11月11日(木)
【上西春中】2年生が「職業体験学習」を行いました! [◆地域連携]
こんにちは、上西春別中学校です。昨日の話題になりますが、2年生が総合的な学習の時間の一環として、「職業体験学習」を実施しましたので紹介させてください。
すでに何度も触れていることではありますが、昨年度はコロナ禍で、例年行っていた活動の殆どが中止となってしまいました。本校の「キャリア教育」も例外ではなく、1年生の「職場訪問学習」、2年生の「職場体験学習」、3年生の「上級学校訪問」の全てが実施できませんでした。これらの体験学習は、「キャリア教育」の中でも目玉的な活動で、毎年生徒たちも楽しみにしています。苦渋の決断ではありましたが、昨年度の状況では各事業所や学校に受け入れをお願いするわけにもいかず、中止と判断したのでした。
今年の「職業体験学習」は、感染状況がどう変化していくか読み切れない中、「何とか2年生に体験的な活動を」と担任の先生が一生懸命考えた末に生み出されました。その結果、従来の「各職場にうかがう形で行う」職場体験ではなく、「色々な職種の方々に学校に来ていただく形で行う」職業体験に変わったのです。
協力をお願いしたのは、「道東クリエイト」(清掃)、「上西春別保育園」(幼児保育)、「陸上自衛隊別海駐屯地」(特別職国家公務員)、「ハートフラワー・チャーリー」(花木販売、バルーンアート)という4つの職場でした。2コマ100分で、全ての生徒が4業種の「職業体験」をするということで、各職場の皆様には「25分の体験メニュー」を用意していただきました。生徒たちは講堂内に設けられた各職場のブースを回って、順番に「職業体験」をしていくという内容になりました。
【道東クリエイト】(清掃)
【上西春別保育園】(幼児保育)
【陸上自衛隊別海駐屯地】(特別職国家公務員)
【ハートフラワー・チャーリー】(花木販売、バルーンアート)
私も少しだけ授業の様子を覗きに行きましたが、みんなとても熱心に取り組んでいました。講師の皆さんがお帰りになられた後、担任の先生が「とても楽しかったです。1ブース25分じゃ足りないぐらい。」と笑顔で教えてくれました。
こういう状況下で、「何がやれるか、どんな学びが生み出せるか」を考えた末に行った「職業体験学習」は、どうやら生徒にとっても教師にとっても「有意義な学びの機会」になったようです。
平日、本来のお仕事の合間をぬってご協力いただいた「道東クリエイト」K様、「上西春別保育園長」I様、「陸上自衛隊別海駐屯地」の皆様、「ハートフラワー・チャーリー」代表S様、誠にありがとうございました。
Posted by ブログ管理者 at 07時30分
【 過去の記事へ 】