2019年09月11日(水)
【上春別中学校】道徳科の授業(1年生)読み物教材「母はおしいれ」〜明るい家庭をつくるために [授業の様子]
昨日の道徳科の授業研究は、1年生学級担任の先生による「家族愛、家庭生活の充実」について。教職員間の学び合いも兼ねた授業でした。
教材名は「母はおしいれ」。
親子で押し入れの中を整理している場面。普段、明るく振る舞ってくれている母から「生活していくうえには、家の中だっていろいろ聞かせたくない話や年寄りにはこんなことを知らせては、なお心配すると思うようなことが、毎日毎日いくつも起こるんだから、いちいち戸を閉めておくんだよ……」。と心の中を聞かされ、なぜだか分からないほどだまって考え込んでしまった私…。
「自分が『私』だったら、母にどういう言葉をかけるか。」「これからの家庭生活では、自分にできることはなんだろう。」と自分に問いかけたり、友だちの考えを聞いて考えを広げたりする一時間。
生徒さんからは、
「これからも、お母さんの『おしいれ』を使うかもしれないけど、整理するときは一緒に手伝うからね。」
「お母さんの『おしいれ』を楽しい話でうめていきたいです。」
などの言葉が聞かれました。
分かってはいるけど、できないことがあるものです。自我意識が強まりつつあるこの時期だからこそ、家族関係を子供の視点だけでなく、家族のそれぞれの立場になって、広く考えてほしい。そんな、先生の願いが込められた一時間でした!
これからも本校では、今年から配付された道徳科の教科書を用いて、学年に応じた、人としてのよりよい生き方を考える授業づくりを追究してまいります!
Posted by 上春別中学校 at 17時06分