上春別中学校 [北海道別海町]

　別海町では町内の中学生に月に1回北海道新聞を配っています。

　今月は23日に配付されました。

　別海町では、文部科学省が学習指導要領において「言語能力」を学習の基盤とした平成29年度以前から「ことばの力」を「学びの土台」と位置付け、新聞を教育に活用する「NIE」と「読書活動」を推進しています。

　このNIEを「点数（テスト等の学力）を上げるための取り組み」ではなく、「結果として点数が上がる取り組み」だと考えています。さらに、将来のふるさと ・ べつかいを担う子供たちが、NIEをはじめ「学びの土台」を築いていくことで、本町のCITIZEN（公民）としての「民度」につながっていくと考えます。
　「教育は成果が出るまで時間がかかる」と言われますが、特にこの「学びの土台づくり」は、より時間がかかります。
各校では、NIEをはじめとした取り組みを積極的に進めており、全国学調児童生徒質問紙では「新聞を読む」「読書
が好き」という回答が全国平均を大きく上回るなど、一定の成果も現れています。

　上春別中学校でも毎月新聞の日には朝配って読む時間を確保しています。また読売新聞も廊下に置いております。