上春別中学校 [北海道別海町]

　３月８日（金）今日１・２年生が総合的な学習の時間として、「伊藤龍治」さんの講演会を聞きに午後から上西春別中学校に出かけました。本校生徒と上西春別中の生徒西春中の生徒の３校の生徒と教職員並びに保護者が参加しました。

　伊藤さんは札幌生まれで、スキーをやっていて札幌オリンピックを目指していたそうです。ケガで断念し、その後コーチとして活躍し、日本初のアルペンスキーサービスマンや世界初のジャンプスキーワックスマンとして活躍されていました。
　現在は講演会やスポーツジャーナリストとして活躍されています。

　今日のお話は、伊藤さんがケガで選手を断念した話やコーチとして大切にしてきたことを丁寧にお話し下さいました。
私は、個人的に４つのＦの話が好きでした。
　４つのＦとは、選手は?フェアプレーの心と?フレンドシップの心を持って初めて?ファイティングスピリッツを出して戦うことが必要で、その結果が?フユーチャー（未来）につながるのだという内容だったと思います。

　２年性の生徒の感想も一部紹介します。
・骨折を３回しても、コーチになろうとしたのがすごいと思った。相手の気持ちを今まで以上にしっかり考えたいと思った。
・オリンピック選手を目指していたのに骨折をしてしまった話はすさまじかった。また、頑張れない人に頑張れと言ってはいけなく、「頑張れ」の言葉は使い方を考えなくてはいけない難しい言葉なのだと思った。
・自分の失敗した事や嫌な思い出をあんなにも話せてすごいと思いました。
・思いやりとは何か、考えさせられました。頑張れない人に頑張れと言わない事、人を見ることを学びました。

　昨日の面接で高校入試も無事に終了しました。結果は１８日の合格発表を待つのみです。

　３年生は入試が終わってももちろん授業があります。今日は総合的な学習の時間で、３・４時間目に町の社会福祉協議会の方に来ていただき、福祉の勉強をしました。内容は高齢者や障害者の体験学習です。
　明日は、同じく福祉の学習で町内のかしのみ学園を訪問して体験学習をします。

　福祉の説明の前に、生徒会が中心になって継続して集めてきた、リングプルとペットボトルのキャップを社会福祉協議会に寄贈しました。福祉に役立てて下さい。

みんなで集めたリングプルとキャップ

視覚障害者体験

歩くのは本当に大変そう

高齢者や視覚障害者についての話を聞きました

ゴーグルやサポーター等で高齢者の疑似体験を

階段上がるのは本当に大変そう

車椅子も体験

　２年生は、３時間目に養護教諭と担任が協力して「性の学習」に取り組みました。内容は「大人に近づくという事はどういうことだろう」として、二次性徴によるホルモンの分泌等により、身体も心も男と女に別れていくうえで、お互いの理解と尊重が大切だという内容だと理解しました。

　１・２年生は明日、教育講演会に参加するために午後から上西春別中学校に出かけ、「伊藤龍治」さんのお話を聞きます。教職員も一緒に聞いてきます。

からだとこころの変化について

養護教諭から

学級担任から

　３月６日（水）高校入試面接日です。緊張しながらもしっかりとした受け答えをしてくれることを期待します。

　さて、今日は「第２７回全道中学生税をテーマとしたポスター展」に応募していた本校生徒の作品が入賞しましたので、北海道根室振興局税務課の方が表彰に来校しました。
　全道で１６７校４，１８９作品、根室管内で１１校２６８作品の応募があった中で、本校１年生の○田芽○さんの作品が根室振興局長賞銀賞に選ばれました。おめでとうございます(^^)/

　本校では、毎年税のポスターに応募しており、振興局税務課の秋山さんの話では、上春別中は２０年連続で応募してくれているという話で、根室管内ではダントツの応募で感謝しているという事でした。
　本校の美術室に行く廊下には、過去に応募した作品がズラッと飾られています。今年の作品も、廊下に掲示して継続したいと考えます。

緊張して賞状をもらいました

副賞のフォトスタンドも

受賞作品

過去の作品掲示

　　放課後のスキルアップタイム学習会も１６回目を迎え、本日の英語で今年度は最終になります。
　水曜日の放課後の時間を使ってのプリント学習がメインでしたが、少しでも生徒の学力向上につながればいいと思います。来年度については、また内容等を検討して取り組みたいと考えています。