上春別中学校 [北海道別海町]

　９月３日（木）から、３年生の学級弁論大会を皮切りに、別海町少年弁論大会に向けての取組がスタートしました。

　今回の取組は、１１月２１日（土）に行われる別海町少年弁論大会の校内予選になりますが、始めに学年毎に予選会を開き、その学年代表者（６〜９名）によって、学校代表２名を選出することになります。

　弁論大会の目的は大きく、「広い視野から様々な問題点や課題に気づき、解決に向けて考えることにより、より良い生活につなげていく。」「論理的に筋道を立て意見を述べたり、相手に共感してもらうための表現力を身につける。」の２つ。

　今日の発表では、「本当の個性とは」、「友達」、「部活動の取組を通して学んだこと」など、３年生のこの時期ならではのテーマについて発表がされていました。実体験を通しての発表が多かっただけに、説得力のある発表となっており、「さすが３年生」との感想を持ちました。

　この後、２年生が４日（金）、１年生は来週の９日（水）に学級弁論をおこない、９月２８日（月）に学校代表を決める校内予選会が行われる予定です。いずれの発表も参観自由となっていますので、お気軽に足を運んで頂けたらと考えていますので、よろしくお願いいたします。

　９月１日（火）に、保健便り「第１６号」が発行されました。

　今回の特集は、９月１日防災の日にちなんだ紹介と、今週に入って実施されている生活習慣チェックについての記事を特集してあります。

　昨日は、北海道シェイクアウト（一斉防災訓練）が、実施され、災害について考えてもらう指導を学校でも行いました。

　今年に入って阿蘇山など、日本各地において火山活動が活発化しているなど、大きな地震が心配される不安が広がっていますが、万が一の時にでも冷静に行動できる準備を、地域や、ご家庭と協力しながら整えていきたいと考えていますので、これからもよろしくお願いいたします。

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竹の裏側を慎重に削ります。

　２年生の総合的な学習で「アイヌ文化体験」として、ムックリの製作とアイヌの歴史と文化を学ぶ授業を実施しました。授業にはアドバイザーとしてアイヌ文化財団から澤井和彦氏をお迎えし、実際の指導に当たっていただきました。
　３・４校時は技術室でムックリの製作に挑戦しました。作業が速い子はほぼ１時間で削り終わり、２つ目にチャレンジする生徒も出ました。演奏については澤井さんにも指導していただきましたが、音は出るもののまだまだというのが実際のようでした。それでも全員が製作を完了することができました。
　５校時目はアイヌの歴史と文化について講話をしていただきました。アイヌでも日高山脈をはさんで、西と東で言葉や踊りの様子も違ってくること等、初めて聞くことでした。
　他にも「チャランケ」という話し合いで解決する文化や狩猟、交易、歴史に関するお話し等がありました。
　最後の質問コーナーでは、「アイヌの人たちの寿命は？」とか、「狩猟では弓の他にどんな道具を使ったのか？」、「イラクサで籠を作ってかゆくならないの？」等の質問が出ました。
　自然と共存し、争いを好まないアイヌの文化からは、学ぶことがたくさんあるように感じました。

作業は真剣で、誰もケガをしませんでした。

先ずはヒモを引いて音を出すところから。

アイヌの暮らしについて、幅広いお話しが聞けました。

３年生

　地震発生時に身を守る訓練として広く行われている「北海道シェイクアウト」に本校も参加しました。「北海道」とありますが、昨年は全国で４４５万人が参加した大きな訓練です。内容は（１）姿勢を低くして、（２）頭を守り、（３）揺れがおさまるまで動かない…を実践するものです。
　本校でも午前９時に警報ベルを鳴らし、アナウンスで訓練を呼びかけました。約１分間の訓練ですが、全校生徒が真剣に参加していました。訓練後に各教師から事後の指導を行っています。
　１０月には地震を想定した訓練を再度予定しており、日々の生活の中でも、防災意識を向上させていきたいと考えています。

２年生

１年生