上春別中学校 [北海道別海町]

　あいにくの雨の中でしたが、上春別地区の産業祭が開催されました。共進会では本校の生徒が牛を引く姿もありました。残念ながら焼肉は中止になりましたが、地域のみなさんや子どもたちが集い、地域のイベントを盛り上げていました。

　技術の授業で、３年生が農作業に取り組んでいます。強い風の中でしたが、スコップやクワを握ってみんなで畝を切りマルチをかぶせます。「何を育てるの？」という質問に「キュウリ？　ピーマン？　ハーブ？」「イモは？」「えーと･･･」ということで、何が生えてくるのか楽しみです。

　６月に入り、校内に新しい掲示物が目につくようになりました。生徒玄関の新聞閲覧台はいつも通りそこにあるのですが、その上の「ワークシート通信」の欄は毎週変わります。新聞を活用した週末の宿題がＡ４で４枚、毎週発行されています。文章をしっかり読んだり、書き表したりするための課題です。
　理科室前には、ツツジの「解体標本」がズラリと並んでいます。１年生の学習の成果です。花びら、おしべ、めしべ等の形態がよくわかります。
　「ほけんコーナー」は歯の特集です。ちなみに、明日６月４日は歯の衛生週間（６月１０日まで）の開始日です。掲示されている歯の正しいみがきかたを参考にして、虫歯予防に努めましょう。

　明日は開校記念日です。昭和22年6月1日に上春別小学校の教室や役場出張所の部屋を借りて、上春別中学校はスタートしました。中学校用の校舎ができたのは昭和26年。ただし、小学校の横に並んで建てられた併設校舎だったということです。下の写真はその当時の校舎の様子を撮影したものです。
　小学校から分かれて今の校舎が新築されたのは、昭和44年のことです。現在では町内屈指のベテラン校舎となりましたが、改装や日々の丁寧な清掃を重ね、大切に使用され続けています。
　今年は、上春別中学校の69回目の誕生日となります。明日が、上春別が積み重ねてきた年月に思いをはせるひととき、子どもたちにかつての暮らしを語り継ぐきっかけとなることを願っています。

　２９日、標津町で野球の交流試合が２試合行われました。一試合目は釧路共栄中学校との対戦。本校選手のクリーンヒットもあり２−１で快勝しました。２試合目の釧路富原中学校戦は２−２の同点でした。
　運動会の翌日で、しかも冷たい浜風の吹きつけるコンディションでしたが、選手達は元気に試合に臨んでいました。