上春別中学校 [北海道別海町]

　今年度１回目の全校授業研を実施しました。全教職員で参観したのは２年生の数学の授業。例題をもとにして、１次関数の特徴を探ります。生徒たちは、グループでの話し合いやペアワークを通していろいろな考え方を交流しました。
　授業の後の研修では、まだ課題はあるものの、生徒たちが話し合い学習を重ねる中で、意見を交わし合うことに慣れてきていることなどが成果としてあげられました。

　今回のスピーチ集会、お題は「夏祭りで買うもの」と「暑さをしのぐ方法」。二つのグループに分かれて、それぞれのテーマについて意見を出しあいました。意見を出す時には必ず理由をつけるのがルール。「夏祭り･･･」では、あまり耳にしたことのないアイテムが登場。「暑さ･･･」に関しては、なんと「がまんする」が一番多いなど、企画した生徒会役員のメンバーも想定外の展開となりました。

　先週金曜日、本校の１年生が、北方領土について知識や理解を深めるために「北方少年少女塾」に参加しました。
　根室市にあるニホロで、元島民の方に終戦前後の様子を聞いた後、館内にある資料室を見学。午後からは納沙布岬に移動して、北方領土を間近に感じました。
　小学生の時から、北方領土については学習を重ねてきていますが、実際に住んでいた方のお話や、生々しい資料に触れることで、一層理解を深めることができました。