上春別中学校 [北海道別海町]

　３年生が、上西春別地区にある「JA道東あさひケアセンター」にお邪魔しました。浴室や介護用の車両などを見学させていただいたあと、利用者のみなさんのレクリエーションに参加させてもらいました。
　今日のレクリエーションは「野菜あてクイズ」。利用者のみなさんのヒントをもとに、生徒たちがお題の野菜名を推理し解答します。やや苦戦した組もありましたが、まわりの利用者のみなさんの応援もあり、全員が見事正解にたどり着きました。利用者のみなさん、生徒たち共にたくさんの笑顔が交わされ、とても楽しい一時を送ることができました。
　ケアセンターの皆さん、利用者の皆さん、訪問を受け入れていただき、本当にありがとうございました。

　月曜日に全校集会を実施しました。
　まずは、漢字検定の合格証授与。その後、チャレンジカップで優勝した野球部と町内駅伝大会入賞者、パイロットマラソン入賞者の表彰を行いました。延べ9人が表彰を受けるという、今年度一番の表彰式となりました。
　次に、教頭先生から本校のコミュニティスクールについて説明がありました。地域のみなさんは、地域の子どもたちに「のびのびと挑戦する上春の子」になって欲しいと願っています。生徒のみんなが地域に飛び出して、地域のみなさんと協力しながら様々な役割を果たしてくれることを期待しています。
　最後は各委員会からの報告。今年度もいよいよ後半戦に突入しました。今月は学校祭の成功に向けて、学校全体で力を合わせてがんばっていきましょう。

　第３８回別海町パイロットマラソンに、今年も本校からたくさんの生徒が参加しました。すがすがしい秋晴れの空の下、生徒たちは５kmコースに、２名の教員はフルマラソンに挑み、全員が無事完走しました。
　また、生徒の内１名が女子中学生の部２位（女子総合３位）に入賞。男子１名が３８回大会にちなんだ「３８位賞」をゲット。他の生徒たちも持てる力を発揮し、秋空に負けないすがすがしい走りっぷりを見せてくれました。

　９月３０日（金）２〜４校時を利用して、社会福祉協議会の方を講師に招き、３年生で出前講座を開催しました。
　主な内容は次の通りです。
（１）車いす体験
（２）高齢者疑似体験
（３）アイマスク体験
　車いす体験では、後ろ向きで進むだけで、「怖い」という声がたくさん聞かれました。また、少しの段差でも乗り越えることが大変なことに気づかされました。
　勿論、この体験だけで障がいを持った方や高齢者の方の不便さが全て分かるわけではありませんが、そのようなことに関心を向けるきっかけにはなります。
　また、私たちは普通に歩けたり見えたりすることを、当たり前に思っていますが、そこのことが実はとても大切なことだと気づかされる学習にもなりました。
　関係機関の方のご協力にお礼申し上げます。