上春別中学校 [北海道別海町]

　今日のスピーチ集会のテーマは「３年生と語ろう」。もうすぐ卒業する３年生に、勉強のことや生活のこと、部活のことなどについてありがたいお言葉をいただこうという企画です。部活動単位でグループに分かれて、１･２年生から３年生に質問をします。おふざけトークで大盛りあがりのグループがある一方で、「リーダーとしての心構え」や「合同チームでのコミュニケーションの大切さ」「勉強への取り組み方」などについて会話を交わす場面も見られました。
　また、スピーチ集会に先立って、町の書き初め展で入賞した２名の表彰を行いました。

　昨日に引き続き、町の母子健康センターから助産師さんをお招きして、３学年の保健指導を行いました。５時間目は赤ちゃんの沐浴体験。人形を使っての実習ですが、みんなかなり慎重な手つきで赤ちゃんのからだを洗っていました（慎重すぎて、やや時間がオーバー）。生徒は「重い」とか「慣れるともっとうまくできるんだろうけど」といった感想を話していました。
　６時間目は性感染症とのぞまない妊娠について、教室で学習しました。

　本日の４時間目は、スクールカウンセラーの今井先生をお招きして、全校生徒でエゴグラムを行いました。
　全部で５５の質問に回答し、今の自分を見つめ直す時間をもちました。一人の中には５つのタイプの人間（厳しい親父、世話焼きおばさん、クールな大人、気ままでやんちゃ、行儀のいい子）がいるそうで、自分はどのタイプが強いのかを見てみました。本校ではどんなタイプが多かったか尋ねたところ、「世話焼きおばさん」タイプがかなりをしめていたようでした。
　今井先生からは「エゴグラムに正解はない。今のままでもいいし、変えたければ変えることもできる。自然に変わっていくこともある。」というお話しがありました。

　スケートシーズンも終わり、２月の体育は歩くスキーになりました。学校横の林の中を、１時間ちょっとかけて滑っています。

列がつながっている１年生

先頭集団と後続に分かれる２年生

これから出発する３年生

　今日と明日、助産師さんをお招きして３年生を対象に保健指導を実施します。今日は、妊娠と出産について詳しく学習しました。おなかの中で胎児が次第に大きくなっていく様子、妊娠時の体調や体の変化、出産の状況などを、体験を通して学ぶことができました。疑似妊娠体験グッズの重いこと重いこと！　子どもを宿している人たちの状況を体感することで、周囲がどのように接していく必要があるのかを深く理解することができました。助産師さん、貴重な体験学習の機会をありがとうございました。