上春別中学校 [北海道別海町]

　上春別地区の企業を訪問し、仕事の内容等についてインタビューをさせていただいた「職業調べ」。
　今日は、各企業の方々から教えていただいた仕事の内容や働くことのやりがい、大変さ、「働くこと」について感じたことなどを報告しました。
　この学習を土台に、日々の学習に向かい、来年は「職場体験学習」へとステップアップする予定です。

ボッチャ（赤対青の対戦。最後に白いボールに一番近いボールのチームの勝ち））

　昨日の２年生に引き続き、今日は１年生が総合的な学習の時間に「福祉体験学習」を行い、「ボッチャ」と「ゴールボール」という競技を体験しました。
　「ボッチャ」は、身体機能に障害がある方のために考案され、２色のボールをいかに目標に近づけるかを競う、カーリングに似たスポーツです。
　また、「ゴールボール」は、視覚に障害がある方のために考案されたサッカーに似たスポーツです。
　これらの２つの競技は、パラリンピックの正式種目であり、2020年東京大会でも行われる予定となっています。
　１年生が福祉体験を通じてパラリンピックに興味を持つ良い機会になりました。

ボッチャ２

ボッチャ３

ゴールボール（アイマスクを着用）

ゴールボール２

ゴールボール３（転がってくるボールの音を頼りに横っ飛びで捕球を目指します。）

　今日は、２年生が「道東あさひケアセンター」さんに訪問させていただきました。
　「総合的な学習の時間」の中で、これから「福祉」について学習を進めていきます。そのはじめの一歩として、町内の高齢者の方々とふれ合える貴重な機会をいただきました。
　日頃、こんなにたくさんのご高齢の方々とお会いする機会はなかなかありませんでしたので、最初はちょっと緊張気味…？
　しかし、この日のために、挨拶やレクリエーションに向けた準備をしてきたので、功を奏し、時間が経つにつれて、少しずつ皆さんとの気持ちの距離が縮まりました。
　そして、最後には、職員の方々が用意してくれたゲームで盛り上がり、お互いに笑顔でさようならができました。
　楽しい時間はあっという間に過ぎましたが、生徒達は多くのことを感じ、学びました。自分のお家で一緒に暮らしているおじいちゃん、遠くに暮らすおばあちゃん、道や街ですれ違う高齢の方々、テレビやニュースで取り上げられる「高齢化社会」への対応、そして、遠い将来ですが、自分もいつかは、もしかしたら…ケアセンターさんなどにお世話になるかもしれない…？？考える糸口は実は周りにたくさんあります。
　今日の貴重な体験をもとに、明日は振り返りを行い、今後の研究調査活動へとつなげていきます。
　「道東あさひケアセンター」の職員の方々、利用者の方々、ちょっとドキドキしていた私達をあたたかく受け入れていただき、ありがとうございました！

　上春別地区の企業の御協力の下、１年生がお仕事中にお邪魔させてもらい、仕事の内容等についてインタビューをさせていただきました。
　事前に準備した質問に対して、丁寧に答えていただきました。お陰さまで、生徒一人一人が、仕事の内容や働くことのやりがい、大変さについて知ることができました。
　本日教えていただいた内容をもとに、働くことについて考え、学校祭で発表する運びとなります。
　臨時休校のため日程を変更させていただきましたが、御快諾いただき、本当にありがとうございました。