上春別中学校 [北海道別海町]

　先月の５日と今月５日の２回にわたって実施した「職場体験学習」。その報告会を本日開催しました。
　１回目と２回目の訪問の間に１ヶ月もの間隔が開いてしまったのは「地震」と「停電」のため。そんなスケジュールの急な変更にもかかわらず、たくさんの事業所のみなさんが生徒たちのために体験の場を提供してくださいました。
　そのようなご配慮のおかげで、生徒たちもたくさんの有意義な体験を積むことができたようです。報告会からは、生徒たちが好奇心を満たされて、活き活きと活動していた様子が伝わってきました。学校の中だけでは実現できない教育活動がたくさんあります。そんな貴重な活動の場を提供してくださった事業所の皆様に心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございました。
　また、本日は、この報告会に保護者のみなさんも足を運んでくださいました。ご参加ありがとうございました。

　地域と保小中の合同避難訓練を、本日実施しました。上春別地区コミュニティ・スクール主催事業として昨年度より実施しているものです。

　朝、10時30分、地域のサイレントともに各園、学校も地震発生時の避難に入ります。１次避難終了後、長期の避難の必要が予測されることから、地域センターへ２次避難することを決定。中学生は保育園児をサポートしながら地域センターへ向かいます。
　地域センターに到着したら、保育園児・小学生・中学生が協力して地区ごとに整列。駆けつけてくださった保護者のみなさんに、兄弟一緒に引き渡す訓練を行います。保護者のみなさんのご協力もあり、引き渡し訓練はスムーズにすすみました。
　その後は体験学習です。今年度は避難所開設をテーマに、段ボールベッドの設置に挑戦しました。中学生が指示をしながら、小学校高学年の児童たちとベッドを組み立てます。完成後は低学年の児童も一緒に、ベッドの上に実際に上がってみました。最近の大規模災害発生の際などにも、避難所で段ボールベッドが設置されている様子がよく紹介されています。今回は地域のみなさんにも体験していただくことができました。
　地区連合会の方は、地域センターの災害時備蓄品の展示や、避難時のプライバシー保護のためのテントの設置などを行い、地域ぐるみで災害時の対策について考える機会となりました。

　中学生は、保育園児や小学生の面倒をよく見て、テキパキと避難や活動を進めることができました。保育園児や小学生も、中学生に協力して一緒に活動に取り組むことができました。上春別の子どもたちの立派な姿をたくさん見ることのできた避難訓練となりました。

　今回の訓練にご協力くださった保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。ご支援に感謝申し上げます。今後とも、保小中の活動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

地震発生直後、各教室で避難。

校庭に１次避難します。

２次避難決定。保育園児と一緒に地域センターへ。

地域センターに到着。

地区ごとに整列。

保護者のみなさんもたくさん集まってくださいました。

兄弟一緒に引き渡しします。

地域のみなさんもたくさん参加されていました。

地域センターの非常時の物品です。

保育園児のみなさんもよく頑張りました。

段ボールベッドを組み立てます。

小学生もよく働きます。

やり方を指示して･･･

協力して･･･

協力して･･･

協力して･･･

完成！

座り心地もバッチリ！

たくさん乗っても大丈夫！

もっと乗っても大丈夫！

ベッド５台すべて完成しました。

小学生代表あいさつ。

中学生代表あいさつ。

ＣＳ運営協議会会長あいさつ。

　全校合唱では、「時を越えて」と「チェリー」の２曲に取り組んでいます。「のびやかなハーモニーで歌いきる」を目標にみんなでがんばっています。特に、３年生男子の声がかっこいい！　あとは、みんな歌詞をしっかり覚えよう！

　学校祭の部門は、演劇、器楽、展示の３部門。こちらも着々と準備が進んでいます。みんな集中力がすごいです！

　学校祭まであと１０日あまり。準備、練習にも熱が入ってきました。
　部門活動はもちろんですが、それとは別に生徒たちが練習に力を入れているのが「学級対抗ダンスバトル」。今年で３年目に入りました。クラスごとにダンスを披露して、審査員が順位をつける催しです。
　現在は、少しダンスっぽくなってきたかな、というところでしょうか。クラスのみんなでコミュニケーションしながら、一人一人の動きや全体の構成を考えています。真剣な表情、楽しそうな笑顔が印象的です。