上春別中学校 [北海道別海町]

　３月まで、月に一度くらいですが、本校の英語の先生が、６年生の担任の先生の協力を得ながら、外国語活動の授業を行います。昨年は、２月くらいから始めましたが、小学校の先生方のご理解をいただき、少し早めました。
　６年生の皆さんには、運動会や弁論大会、陶芸教室、ＣＳ講座などで顔はなんとなく分かってもらえているとは思いますが、この機会に、中学校の先生や授業に慣れてもらえたらと考えています。また、中学校の先生にとっても、勉強になるとてもよい機会です。
　今日は残念ながら行けませんでしたが、次回からは、もしかしたら、中学校の校長先生や教頭先生なども、お邪魔させてもらえたら…と考えています。よろしくお願いします！

何を学んでいるのか一目で分かることが大切な「板書」

　別海町教育委員会をはじめ、町内はもとより管内の先生方にお越しいただき、授業研究会を開催しました。
　本校では、授業の主役である生徒の皆さんが、「今日の授業では何ができるようになればよいか、しっかり理解する」「そうなるためにはどうしたらよいか、じっくり考える」「クラスメイトとともに学び、今日の学習内容ができるようになり、すっきりする」「家庭学習では何をしたらよいか、はっきりする」そんな授業づくりを心がけています。
　職員室では、今日の授業者の先生が、秋田県横手市の学校を視察し、目で見て肌で感じてきた「授業作りのポイント」に沿って、日々、先生方が声を交わしています。
　中学校では、それぞれ専門の教科は違いますが、授業作りのポイントは、ほぼ共通です。まだ発展途上ではありますが、目指す方向を同じくして、全教職員で、よりよい授業づくりに向けて腕を磨きます。
　最後に、３０名近くの先生方の前で、萎縮せず力を発揮した２年生の皆さん、本当によく頑張りました！

一人一人の考え方を把握するための「机間指導」

体験的な操作が理解を支える

考えの交流場面１

考えの交流場面２

授業を振り返る

数学の授業から学び、明日の授業作りを考える（明るい雰囲気で…）

　校舎内にいつも以上に爽やかな挨拶が響き渡っています。先週の生徒総会の活動計画を踏まえ、執行部があいさつ運動を開始しました。「おっ、髪切ったね！」「うん」などの、あいさつ以外のコミュニケーションも生まれています！

国数社理英の５教科から興味関心に応じてトライ

　北海道教育委員会から案内があり、千歳科学技術大学の「eラーニングシステム」を本校でも採用し、学習が軌道に乗ってきました。
　「ｅラーニング」とは、ＰＣやモバイル端末などの電子機器（スマートフォン、タブレットPCなどを含む）やインターネットなどのネットワークを利用して行う学習のことで、ｅラーニングのeは「electronic（電子の、電子工学の、コンピュータ（制御）の）」の頭文字とのことです。

　インターネット環境があれば、場所を問わずいつでも学習でき、間違えた場合は、くり返し学習することが可能ですので、家庭学習でも使えると生徒に紹介しています。
　また、コンピュータが生徒の解答状況から理解度を判断して、正答率が上がると難しい問題、下がるとやさしい問題を出題するなど、一人一人に合った問題を出すシステムですので、生徒一人一人の学習状況に応じた「《いい》ラーニング」になることを期待しています。

「よしっ！」

自然と教え合いが生まれています。