2020年10月16日(金)
【上風連中】身近な物になって、想像(創造)してみました。 [学校活動]
2年生の国語では、身近にある「物」の気持ちになって書く物語づくりに取り組みました。視点を自分から外に移して、物の立場に立って主観して考えるおもしろい題材です。
原稿用紙一枚、400字の物語。その限られた字数の中で「スマホ」になる人、「ゲーム機」になる人、「水性ペンになる人」がいれば、「紙のほころび」や「ひらがなの”お”」になる人まで、生徒達が選んだ「物」たちは様々。多様性に富み、選者(作者)のセンスが光ります。
作品交流の場面では、並べられた完成作品を思い思いに手をとり良い点など感想をまとめては、次々と他の作品を手にしていきます。
時折、感想などが漏れ聞こえる他には、黙々と原稿用紙に目を通し、すらすらと鉛筆を動かしている様子からは、お互いの作品を読むのに夢中になり、作品の良いところを見つける楽しさがひしひしと伝わってきました。
何作品か読ましてもらいましたが、ユーモアにあふれたものから、シュールなもの、人情味あるもの、自身を物に投影して綴ったものなど力作揃い。たった400字の物語。それなのに、考えさせられたり、発想の豊かさに引き込まれたり、中には琴線にふれる作品もあったり。
一冊に綴じて図書コーナーに置いておいてほしいなぁと思うような、想像と創造そして作者(生徒)の人となりが上手に溶け合った素敵な作品ばかりでした。
Posted by 上風連中学校 at 12時44分
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