2021年02月18日(木)
【上風連中】経験することによってわかること [学校活動]
2年生では、別海町の社会福祉協議会の方を講師としてお招きして、福祉の出前講座を行っていただきました。
はじめに別海町における障がいをもつ方々への支援について、白杖などの役割、点字のこと、年を取るにつれて体に起こる変調などについてお話いただいたあと、それぞれについて実際に体験させていただました。
経験したものを上げると、
アイマスクで視界を防ぎ、白杖と誘導してくれる人が差し伸べる腕や掛け声を頼りに体育館から2階までのコースを行き来する体験
車いすに乗った人を押しながら、段差に見立てたマットなどを通る体験
体中におもりや動きを不自由にする道具をつけ、さらに遮光ゴーグルと遮音ヘッドフォンを装着した状態で歩行したり、用意された紙に住所や名前を書き込む体験
活字でみると、ピンとこないところもありますが、実際にやってみるといつもとは違う感覚や恐怖感などが感じられます。生徒達からも「すごい怖かった」とか「全然見えない」などの声が聞かれました。
講座の最後に協議会の方から「不自由さを経験したことを活かし、ふだんの生活で困っている人を見かけたら手を差し伸べてほしい」とのお話がありました。
経験することにより、相手の立場になって考えることができるのだと思います。今回の疑似体験はとてもよい経験になった事と思います。
福祉協議会の方には、たくさんの道具の準備や丁寧でわかりやすい講義を頂きありがとうございました。
追伸
講座の途中には、体幹年齢チェックする場面も。
目を閉じて、片足立ちの姿勢を何秒間維持できるかにチャレンジします。
ご家庭でもぜひ試してみられてください。
Posted by 上風連中学校 at 15時50分
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