別海町立西春別中学校

以前にもこのブログで紹介したことのあるレモンの木
鉢植えなので、木自体はそう大きくなっているわけではありませんが、今年は、大小あわせて６個の実をつけています。

まだ見た目には青々としていますが、近づいてみると何となく黄色味がかっているようにも見えます。
サイズもＳＳサイズのみかんほどにはなったでしょうか。

室内とはいえ、寒い道東のこの地でこうしてレモンが立派に育つものなんだなと、毎日その成長を楽しみにしています。
本校の生徒たちも日々の生活の中には、ときには学習や友達との関係で悩んだりすることもあるでしょうが、このレモンに癒されたり、楽しんでいたりするのだと思います。

このレモンもまた、本校の大切な存在なのです。

朝の時間には、いつもは読書が行われていますが、学力テストの１週間前となり、本日から朝学習に切り替わりました。
本校は生徒数１６名の小さな学校ということもあり、読書も朝学習もホールに集まり、同じ空間で取り組んでいます。（ちなみに給食も）
学習する教科や内容は個々で決めています。教科書やノートを広げ、黙々と取り組んでいます。

異学年が同じ場所で時間を共有すると後輩が先輩に学ぶこと、先輩が後輩を意識して自分を高め律することなど、効果を期待できるよさがあります。

朝学習を行うに際し、生徒会からもルールが示されています。
やらされているのではなく、自分たちが必要を感じてよりよく行える場（環境）作りをしていく。

こうしてみると、学べること、学んでいかなければならないことというのは、やっぱり教科の学習内容だけに留まるものではないものですね。

本日は、放課後に本校が会場となって漢字検定試験が行われました。
小学校とも連携し、本校を会場としては、今年２回（８月と１月）で実施する予定です。
今回は、本校の中学生５名　小学生も３名　大人の方も２名が受検されました。

この日に備えて、大人の方も児童生徒のみなさんも一生懸命勉強されたきたことと思います。
大人もこうしてちょっとがんばってみたり、チャレンジしてみるのもいいですね。
「漢字検定に限らずとも、何か目標を設定して努力してみたいな…」
と、受検されている人たちの後姿を見て、刺激をいただいたように思います。

今回受検されたみなさん、がんばりの成果が発揮され、見事合格となるといいですね。

本日、２４日間の夏休みを終え、２学期がスタートしました。
朝に行われた始業式では、この２学期をどのように過ごすのかという視点にも触れた校長先生からのお話がありましたが、各学年の代表生徒からも次のように２学期の抱負が語られました。


「２学期は、様々な行事があるが、一生懸命準備して挑みたい」
「昨年よりもいいものを目指し、また、楽しんでやれるようにしたい」
「３年生として今までとは違う意識で取り組みたい。コツコツと取り組むことで充実した２学期にしたい」

言葉は違えど、１６名の生徒それぞれの中に、この２学期の目標や期待することがあることでしょう。
その実現に向け、生徒には一生懸命がんばってもらいたいと思いますし、教職員も全力でサポートしていきます。
保護者、地域、関係機関の皆様のご協力もよろしくお願いいたします。