別海町立西春別中学校

お世話になってきたＡＬＴの先生の一人が、この夏を最後に任務終了となるため、昨日、最後の来校として来てくれた先生を迎えてお別れ会（レク授業）を行いました。

本校は全校生徒数１６名の小規模校ゆえ、今回の授業も１つの教室に集まり、英語を活用したゲームを中心に展開されました。

本校生徒会長からのお礼の言葉の後には、ＡＬＴの先生からもお別れの言葉がありましたが、先生の優しさがにじみ出ていて、すごくさみしい気持ちとこのような先生に出会い指導してもらえたことに対し、感謝の思いを抱きました。

日本人にとって、英語はやっぱりハードルが高くなかなか習得に至れないものですが、先生のような人とつながれるためにも、少しは話せるようになれるといいんじゃないかな…とも思いました。

「英語なんて使わないし…」
確かに、日本で暮らしていてその必要を感じる場面は多くありませんが、自分の幸福感を広げることができる可能性をもっている気がします。

そもそも、勉強ってそういうものなのではないでしょうか？
「学ぶ楽しさ」「学べる幸せ」
それを感じさせたり、気づかせたりする授業や教育活動を展開したいものです。

(481KB)

７月になりました。
今日は、少し蒸し暑くて過ごしにくかったですね。
それでも、昨年の猛暑を思えば、まだマシでしょうか…。
今月もよろしくお願いいたします。

さて、学校だより『こととい』４号を作成いたしいましたので、ブログでも紹介いたします。週末に行われた中体連のことなども紹介しておりますので、どうぞご覧ください。

学校は、子どもたちの学ぶ場所です。
学ぶこと・学べることは、大変幸せなことだと思うのですが、あまりにたくさん学ぶことがあると感じると、幸せだなんて気づかず、苦しいだけと思うものなのかもしれません。
そんな思いを軽減しようと、先生たちも日々、準備や工夫に努力しています。

ふと、家庭科室をのぞいてみると、いろんな掲示物が目に入りました。(写真）
中には、生徒による紹介の記事もあり、掲示板の中に生徒と生徒、生徒と先生とのコミュニケーションが感じられました。
家庭科担当の先生いわく、
「授業の中で学ばせきれなくて、フォローのつもりで…」
と謙遜されていましたが、学習というものを「教師の言葉による教授」だけととらえずに、教室環境も含めたトータルで考えているのだと思われました。
近年、視覚を活用して学ぶ効率的な授業のあり方としてＩＣＴの活用が重要視されており、本校の先生方も積極的な活用が行われていますが、こうした掲示による『指導』も大切にしなければなりません。

掲示の話のついでに、学校にはたくさんのポスターが届けられます。その数、年間かなりのものになるのですが、本校ではコーナーを設けて、きれいに整理して掲示できていると思います。張替のタイミングもよく、来校された方からお褒めの言葉をいただくこともありました。

学びの環境を整えること、意識的に創っていくこと
掲示に限らず、また、追い求めていきたいと思うところです。