別海町立西春別中学校

早速、生徒たちが集まって関心を示してくれました。

「北海道って、命名した人…誰？」
「世界で何番目に大きい島か…ところで、一番大きい島ってどこ？」など、やっぱり話がふくらんでいきます。

コミュニケーションの場としても機能していることが感じられ、なんだかとってもうれしい気もちになりました。

７月１７日（火）は、『北海道みんなの日』
昨年３月に条例が制定され、今年２回目を迎えます。北海道と名付けられて今年で１５０年となるそうです。（ＣＭでもよく紹介されていますね。）

本校では月曜日の朝の全校集会で、校長先生より「北海道のこれまでの歴史や自然、文化、産業などについての理解と関心を深め、北海道の価値をあらためて認識し、道民であることを誇りに思う心を育むことにより豊かな北海道を築いていくことがその趣旨である」「この機会にぜひ家族で身近な地域を話題にして話を深めてほしい」などのお話をいただきました。

そこで、お話だけではなくもっと関心をもってもらおうと、みんなが過ごすことが多いホールに特設コーナーを設置させてもらいました。

昨年も行った「北海道に関する本」の紹介の他、クイズや地図も掲示してみました。

本は、歴史や文化だけではなかなか入り込みにくいかと思い、「つり」「キャンプ場」「虫」「動物」「人」など、いろんな角度から北海道を振り返ってもらいたいな…と考えて用意してみました。

もちろん、まだまだ北海道の魅力はこんなものではないはずなので、そのあたりは身近な人たちと話題にして広げてほしいなと思うところです。

お世話になってきたＡＬＴの先生の一人が、この夏を最後に任務終了となるため、昨日、最後の来校として来てくれた先生を迎えてお別れ会（レク授業）を行いました。

本校は全校生徒数１６名の小規模校ゆえ、今回の授業も１つの教室に集まり、英語を活用したゲームを中心に展開されました。

本校生徒会長からのお礼の言葉の後には、ＡＬＴの先生からもお別れの言葉がありましたが、先生の優しさがにじみ出ていて、すごくさみしい気持ちとこのような先生に出会い指導してもらえたことに対し、感謝の思いを抱きました。

日本人にとって、英語はやっぱりハードルが高くなかなか習得に至れないものですが、先生のような人とつながれるためにも、少しは話せるようになれるといいんじゃないかな…とも思いました。

「英語なんて使わないし…」
確かに、日本で暮らしていてその必要を感じる場面は多くありませんが、自分の幸福感を広げることができる可能性をもっている気がします。

そもそも、勉強ってそういうものなのではないでしょうか？
「学ぶ楽しさ」「学べる幸せ」
それを感じさせたり、気づかせたりする授業や教育活動を展開したいものです。