2018年09月14日(金)
【野付中】納得解・最適解に向けて議論する道徳授業 [学校生活あれこれ]
正しいと思ってやったことが、悪い結果につながってしまった、、、なんて経験はないでしょうか。
決まったことを忠実に行っていさえすれば間違いなく報われた時代から、予測が困難な時代へと移りつつある今、未来の担い手となる子どもたちに必要な力も変化しています。
そんな中、9月13日(木)に3年生で行った道徳科の授業では、判断に迷う(教師ですら1つの答えを持っていない)課題について生徒たちが議論し、「多くの人が納得できる納得解」「より良い方向性を提示できる最適解」を求める姿が見られました。
●これまでの基礎学力(正答主義・習得型)
「模範解答(正解)」があり、決まった答にたどりつくための力
★これから求められる基礎学力(運用主義・活用探求型)
決まった答(正解)がない問いに対して、多様な価値観をもつ人たちと協働しながら、「納得解」「最適解」を創り出すことが出来る力。
今後授業の進め方が変わり、テスト内容も変わり、高校入試も大学入試も変わります。
最近では、論理的思考力に特化した学習塾を立ち上げる若き経営者が増えているようです。
変化が大きくて戸惑うこともありますが、「子どもたちの未来のために」というテーマで、固定概念にとらわれない議論を行いながら、大人たちも納得解・最適解を模索していきましょう。
Posted by 野付中学校 at 09時54分