2019年12月10日(火)
【野付中】1年生の授業を公開しました! [学力向上]
12月9日(月)は本校の授業研究日でした。根室教育局の指導主事をはじめ、野付幼稚園、野付小学校の職員の皆様にも多く参観させていただき、学びの多い日となりました。その様子を、4回に分けて紹介いたします。
まずは1年生の美術科と国語科です。
美術科では、ゴロゴロ、ぴかぴかなどの擬態語(オノマトペ)を絵文字にする授業でした。わずか50分の授業でオリジナル作品を完成させる内容でしたが、生徒たちは柔軟な発想でいくつもの案を作成し、効果的に表現していました。途中で、クラスメイトの作品に「いいね!」シールを貼ってよい所を評価する場面もありました。
国語科は、「スピーチを聴く」をテーマに、どのように聞いたら「共通点・相違点」を明確にできるかを考える授業でした。
生徒たちの活動場面では3〜4人がグループとなり、「まわし読み新聞」で扱った記事を話題に、一人がスピーチを行い、それに対して一人が質問を繰り返し、その質問に対して一人が評価するという、難しい内容に挑戦していました。
本校生徒の強みは、誰でも自分の意見をまとめて豊かに表現できることです。スピーチ内容を受けて質問もできます。これからはさらに、「やり取り」をしながら考えを深めることができるようになることを目指したい。そのためには、論と人を区別して、相手を尊重しながら反論したり、批評したりすることも必要です。異なる価値や考えをお互いに尊重できる人間関係が構築されれば、そんな切磋琢磨できる集団へとステップアップできるでしょう。
国語科では、「書くこと」の作品を廊下に掲示しています。写真は芥川龍之介の「蜘蛛の糸」での作品です。
Posted by 野付中学校 at 10時22分