2020年02月09日(日)
【野付中】今年度最後の文協学力テスト [学力向上]
2月5日(水)に学力テストがすべての学年で行われ、道立高等学校の入試問題に対して、現時点でどのくらいの対応力があるのかを確認しました。
本校では、進学指導の参考資料とするために、比較的安価で利用できる北海道文化協会発行の学力テストを1,2学年は年2回(8,2月)、3学年は年4回(9,10,11,2月)実施しています。
他に年間で実施している「テスト」は、
本校教員が問題を作成する定期テストが年4回(6,9,11月+3年1月,1,2年2月)
4月に全学年で東京書籍発行の標準学力検査
4月に3学年で全国学力学習状況調査 などがあります。
テストは自分の取り組みを振り返り、次へ生かすきっかけとなります。「なりたい自分になるために」「できなかったことできるようにする」ことが大切です。負担もストレスもかかりますが、テストと上手に向き合い、上手く活かして、いつまでも長く成長してくれることを願っています。
2月4日の全校朝会では「自分制限パラダイム」の話をしました。自分の資質能力とその成長に対して、(勝手に)「リミッター」や「おもり」をつけてしまう考え方のことです。
「ペーパーに答を記入する」という方式のテスト。その得点のみで「自分はバカだから・・・ムリです・・・」と決めつけて、考えることをやめてしまうことが心配です。なので今、教育関係者は、「テストの得点=未来を生き抜く力」となるように、「評価方法のあり方」を見直しています。
「謙虚さ」は日本人の美徳でもありますが、大人たちの何気ない否定的な言葉を子どもたちがそのまま受け止めてしまい、「自分制限パラダイム」を植え付けてしまうことがあります。我々には注意が必要です。
「わからないこと」「苦手」なことが自分の「持ち味」になることもあります。人と力を合わせる時に、いろんな考え方や感じ方があると、新たな価値を創り出すきっかけにもなるのです。大切なのは、自分らしさを臆することなく発揮すること。そして、多様な考え方に折り合いをつけ、多様性を活かしていくことです!
Posted by 野付中学校 at 12時14分